【MA日本キック】40歳・村田康行が番狂わせ!格上の雪丸を逆転で下す
MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-31 ~ABSOLUTE~」
2012年11月4日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第7試合) 68kg契約 3分4R
○村田康行(Studio-K/MA日本スーパーウェルター級5位)
判定2-0 ※38-38、39-38、39-38
●雪丸(真樹ジムAICHI/MA日本ウェルター級1位)
雪丸と村田は2010年10月にKAKUMEIキック名古屋大会で対戦しており、雪丸が判定勝利を収めた。その後、雪丸はタイトルマッチを経験するなど実力を着々と伸ばしている。7月のWBCムエタイ日本ウェルター級王座挑戦者決定戦では渡部太基に4RTKO負けを喫したが、気持ちを前面に出すファイトで会場を沸かせた。対する村田は現在40歳。関西地区で戦績を重ね、関係者の間では陰の実力者と言われている。雪丸が返り討ちするのか、それとも村田がリベンジなるか。
1R、前蹴り、右ミドルと蹴りを打ち分ける村田に対し、サウスポーの雪丸は重い左ミドルを返す。村田の蹴り終わりを狙って雪丸の右フックがクリーンヒット! 村田は腰を落としたがスリップと見なされる。
2R、雪丸はローとミドルを蹴り分けながら前に出る。ブロックする村田は雪丸をコーナーに追い込むとパンチラッシュ! ピンチの雪丸だが、猛攻を耐え抜く。
3R、パンチ中心の攻めの村田に、雪丸が左インローを連発。さらに雪丸の左ミドルが襲う。押され気味の村田はパンチを出しながらプレッシャーを強くかけ、雪丸が下がる。3Rまでのジャッジによる裁定(オープンスコア)はドロー2票、1票は雪丸を支持。
4R、疲れの見える村田は手数が減り、雪丸が左ミドル、左ローで優位に試合を進めるも、村田の左フック、右ストレートがヒット! これが効いたか、一気に後退した雪丸。村田はそのままパンチで攻め込むと、雪丸もダメージを見せながらも攻撃を返す。判定勝負となり、村田が2-0で格上の雪丸を倒す番狂わせを起こした。
▼セミファイナル(第6試合) フライ級 交流戦 3分4R
○薩摩サザ波(TARGET/WPMF日本スーパーフライ1位)
判定3-0 ※40-39、40-38、40-39
●ローズ達也(ワイルドシーサー沖縄/MA日本フライ級2位)
1R、薩摩のパンチに対し、ローズが的確に左ミドルを入れていく。プレッシャーを強くする薩摩は組み際にヒジ。2R、薩摩は距離を潰して首相撲を仕掛ける展開が目立つ。3Rには、ローズが左ボディを入れるも、薩摩が距離を潰して首相撲を仕掛ける。そのままもつれて倒れる場面も多くなる。お互いに決め手にかけるが、首相撲で優位に試合を進める薩摩。ここまでの判定は三者とも30-29で薩摩を支持。4R、逆襲を狙うローズは左ハイ、さらに手数を増やすものの、薩摩は首相撲からヒジ。薩摩がフルマークの判定勝ちを収めた。
▼エキシビション(第5試合) MA日本チャンピオン対決 2分2R
-武田一也(JMC横浜/MA日本スーパーウェルター級王者)
勝敗なし
-中澤 純(ワイルドシーサー群馬/MA日本ウェルター級王者)
▼第4試合 スーパーウェルター級 交流戦 3分3R
○小林 準(JMC横浜/MA日本スーパーウェルター級6位)
KO 2R2分16秒
●EXIT正蔵(TRIBELATE)
▼第3試合 56kg契約 交流戦 3分3R
○清水克彦(DANGER/MA日本スーパーバンタム級10位)
KO 2R1分51秒
●長友RYOJI(B-FAMILY NEO)
▼第2試合 スーパーウェルター級 交流戦 3分3R
○小島良太(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
TKO 2R2分6秒
●馬場 仁(JMC横浜)
▼第1試合 58kg契約 交流戦 3分3R ※ヒジなし
○山本 寛(相模原ジム)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-29
●GREEN直哉(NJKF/NERTEX)
▼アマチュアジュニア第1試合 MAジュニア28kg級タイトルマッチ 2分3R
○東原亨介(WSR池袋/チームきょうすけ/MAジュニア28kg級1位/挑戦者)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-29
●中篠天晴(マッハ道場/MAジュニア28kg級王者)
※東原が第5代王者に、中篠は初防衛に失敗
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