【MA日本キック】軽量級エースの明暗分かれる!加藤KO勝ちも、宮元はTKO負け
MA日本キックボクシング連盟
「BREAK-32 ~SEIZE~」
2012年12月9日(日)東京・ディファ有明
▼メインイベント(第12試合) 56kg契約 日タイ国際戦 3分5R
○カンティポン・ソー・デェダムロン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級1位、元ルンピニースタジアム認定フライ級1位、元オームノーイ&サラブリースタジアム認定フライ級王者)
TKO 3R50秒 ※レフェリーストップ
●宮元啓介(橋本道場/MA日本スーパーバンタム級王者、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
今年に入りMAとWBC日本タイトルを獲得し、現在5連勝と勢いに乗る宮元がタイ人と2度目の対決。7月の後楽園大会でマキ・ピンサヤームと引き分けており、白星を狙う。
対するカンティポンは現在34歳。これまでにタイの二大殿堂スタジアム(ラジャダムナン&ルンピニー)の元トップランカー、元オームノーイ&サラブリースタジアム認定フライ級王者という肩書きを持つ。昨年6月のM-1で藤原あらしと5Rにわたる激闘(あらしのKO勝ち)を繰り広げている。
1R、宮元が左ロー、カンティポンは踏み込みの深い左ロー。宮元が力強い蹴りを見せても、カンティポンはガンガン前に出てパンチ、蹴りを返す。さらにカンティポンはヒジを出すなど、一瞬ヒヤリとさせるような攻撃を何度も見せ宮元を驚かせる。
2R、宮元は左ロー、右ハイを出すと、カンティポンはわざと効いたような素振りを見せる余裕ぶり。
プレッシャーを強くするカンティポンに対し、宮元がヒジを交ぜながらパンチを返すとカンティポンは額をカットしてしまう。
これで火がついたか、カンティポンは宮元をコーナーに追い込むと左右ヒジの連打で襲い掛かる。クリーンヒットをもらい何度も腰を落としてしまう宮元だが、耐える。しかし、接近戦でヒジの打ち合いとなり、宮元が遂にダウン!
立ち上がる宮元はカンティポンと打ち合う。ここで宮元も頭部をカットしてしまい、両者にドクターチェックが入る。再開後、カンティポンの猛攻撃の前に宮元は押されてしまうが右ミドル、パンチを返す。
3R、距離を詰めるカンティポンがヒジの連打で襲う。宮元もヒジで対抗しミドルにつなげるが、出血がひどくなり、ここで試合終了。宮元が無念のTKO負けとなった。
▼セミファイナル(第11試合) 51kg契約 日タイ国際戦 3分5R
○加藤竜二(橋本道場/MA日本フライ級1位、WPMF日本フライ級王者、WBCムエタイ日本フライ級王者)
KO 1R2分55秒 ※右ローキック
●チャイペット・ラーチャパットスラータニー(タイ/元タイ南部地区二冠王、元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級7位)
3月のWBCムエタイ インターナショナル・フライ級チャレンジマッチでタイ人に敗れている加藤は、その後二連勝。
一方、チャイペットは元タイ南部地区二冠王、元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級7位という強豪。現在21歳という現役バリバリの選手だけに、加藤にとっては厄介な相手となりそうだ。
1R、 サウスポーの加藤は左ロー。最初はこれをカットしなかったチャイペットだが、嫌がる表情を見せながらバックステップでかわすようになる。
チャイペットはローをもらいながらもパンチを返すが、構わず加藤がローの連打! チャイペットは遂にダウン! 立ち上がるチャイペットにローを叩き込み追加のダウン。そして3度目のダウンを奪ったところで加藤が見事にKO勝ちを収めた。
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