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【修斗】佐々木憂流加が新王者に!「堀口と世界戦やりたい」

2013/01/20(日)UP

▲駿河道場初のチャンピオン誕生に笑顔を見せる芹沢健一代表(左)と佐々木憂流迦(右)

サステイン
「インターナショナル修斗コミッション認定
プロフェッショナル修斗公式戦~東日本大震災復興支援チャリティ~」
2013年1月20日 (日)東京・後楽園ホール

▼メインイベント(第9試合) 環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦 5分3R
○佐々木憂流加(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場/環太平洋フェザー級6位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●徹肌ィ朗(和術慧舟會ネイキッドマン柔術/環太平洋フェザー級5位)
※佐々木が第3代王座に就く。

 王座決定戦に臨むのは、環太平洋フェザー級5位・徹と同級6位・佐々木。和術慧舟會グループの同門対決となった。

 徹は寝技世界一を決める大会として知られるADCC世界4位を筆頭に、寝技の大会で輝かしい実績を持つ。対する佐々木は、同階級の堀口恭司とともに“修斗の超新星”として期待されている若き寝技師。

 コスプレで入場することでお馴染みの徹は今回、ロボコップのコスプレで入場した。

 1R、サウスポーの佐々木は前へ出て行く。徹が組み付いて片足タックル、佐々木はロープを背にしてテイクダウンを防ぐ。胴タックルに切り替えて執拗にテイクダウンを仕掛ける徹が、ついにテイクダウンを奪って両足で佐々木の首を絞める。が、佐々木が起き上がって上を奪い、バックへ回って行く。

 徹も回転してバックを奪い返し、腕十字を狙う。起き上がる佐々木を徹がねじ伏せるようにして寝技へ戻し、上からのパンチ。そしてバックを奪う。

 佐々木が反転して上を奪い返し、いったん離れる。徹も立ち上がり、打撃の展開となった。佐々木はパンチからヒザ蹴り、組んできた徹を佐々木が突き放す。めまぐるしい展開が見られた。

 2R、タックルに来た徹に佐々木がカウンターの右ストレートを合わせるが、徹はそのままタックルで佐々木を倒す。起き上がった佐々木に徹はヒザ蹴り、寝技に持ち込んでバックを奪いに行くが、佐々木は上になって離れる。徹のパンチに佐々木はヒザ、徹が右フックから組み付くと佐々木が胴タックルで逆にテイクダウン。立ち上がった徹のバックに飛び乗る。

 徹の上半身がロープから出てしまい、佐々木はスリーパーを狙う。そのまま倒れる両者。

 佐々木がバックをキープしたままパンチ、スリーパー狙い。徹は起き上がろうとするが、佐々木はしっかりとバックをキープして寝技に戻す。仰向けになった徹の上に乗る佐々木を、徹がフロントチョークの形に捕らえた。

 3R、いきなり組み合った両者だが、徹が豪快に佐々木をねじ伏せて寝技へ。佐々木もすぐにバックを奪い、徹が前方へ回転。佐々木はその動きについていってバックをキープし、腕を取りに行く。佐々木は次にスリーパー狙い、徹も動き続けて上を奪い返す。そしてマウントポジションへ! 徹はパンチを打ちながら腕を狙いに行くが、佐々木も動いて徹に体勢を整えさせない。

 佐々木がローリングして上を奪い返し、徹はフロントチョーク! 佐々木が前転して逃れ、マウントポジションを奪い返す! どっと沸く場内。

 パンチを打とうとする佐々木だが、徹も動いて佐々木の体勢を崩そうとする。バックに回る佐々木が背後からのパンチ連打。ここで試合終了となる。

 判定は3-0で佐々木の勝利! 新チャンピオンになった佐々木は「すげぇ、厳しい戦いでした。疲れたです。ベルトっていいもんですね、嬉しいです。チャンピオンになったんですけれど、世界の頂を目指したいです。堀口恭二が世界チャンピオンになったら(現王者は扇久保博正、堀口は2位)挑ましていただきたいです」と、打倒・堀口を宣言した。

 インタビュースペースでは「(徹は)やはり寝技が強く、思うように動かせてもらえなかった。いつものように考える余裕がなかったので自分の感じたままに動きました」と、徹の強さを称えた佐々木。「世界タイトルにチャレンジしたいので、堀口に世界王者になって欲しい。彼に勝つ自信はあるのでやってみたい」と、改めて堀口と世界タイトルマッチの舞台で対戦したいとアピールした。



▼セミファイナル(第8試合) 第6代環太平洋ウェルター級王座決定戦
○佐々木信治(総合格闘技道場BURST/環太平洋ウェルター級2位)
TKO 2R4分24秒 ※セコンドからのタオル投入
●小知和晋(和術慧舟會東京本部/環太平洋ウェルター級3位)
※佐々木が第6代王座に就く。

 2010年から勝ち星に見放されスランプに陥っていた佐々木だが、今年9月23日の『BORDER』大阪大会にて連勝中で波に乗る下石康太(MMA修斗GYM BLOWS)と対戦。この試合で2年ぶりの勝利を収め、円熟期を迎えつつある佐々木が悲願のタイトル奪取を狙う。対する小知和は前戦にて自慢の“ハンマーパンチ”で完膚なきまでに松本光史を叩き潰し、見事KO勝利。同世代との違いを見せつけ、王座を射程圏内に入れた。

 両者は2011年9月23日に1度対戦。この時は、得意のハンマーパンチを武器にスタンドで有利に試合を進めた小知和が判定勝利を収めている。寝技の佐々木か、打撃の小知和か? 第6代環太平洋ウェルター級王座に就くのはどっちだ!?

 佐々木は入場曲の「栄光の架け橋」(ゆず)を2番までたっぷりと使っての入場。タイトルマッチにかける思いが伝わる。

 1R、ジャブとローの探り合いから小知和がワンツーをヒットさせる。左右フックで襲い掛かる小知和に佐々木が組んでのヒザ蹴り。しかし、このヒザ蹴りがローブローとなり、試合は一時中断。

 再開後も小知和がパンチを当てて行くと、佐々木が左フックから組み付く。佐々木がコーナーに押し込んだまま時間が経過した。佐々木が投げようとしたところで逆に小知和が持ち上げて落とし、パンチに行くが佐々木はすぐに立ち上がり、小知和を首相撲に捕らえてのヒザ蹴り連打。小知和もすぐに左右フックで反撃する。

 2R、小知和が左フック、右フック、ジャブからの右ストレートをヒットさせ、佐々木は右ロー。小知和が右フックから左ストレート、右ストレートから左フック。佐々木はジャブを突く。

 小知和が右フックを空振りしたところで、佐々木が左フック! この一発で小知和がグラつき、後ろへ下がる。佐々木はさらに左フック! 小知和がダウン! 倒れた小知和へ佐々木がパンチで追撃し、小知和は何とか体勢を立て直そうとするが身体が言うことを聞かないようだ。ここで小知和のセコンドからタオルが投入され、佐々木がTKO勝ち!

 チャンピオンベルトを巻いた佐々木は男泣き。「もう信じられないです。必死でした。今日はたくさん応援に来てくれているので本当に嬉しいです。自信はなかったんですが……広島県からやって来ました佐々木という者です。

 僕はずっと地方でやっているんですが、地方にも修斗が好きな人がいっぱいいて。自分はどこまで出来るか分かりませんが、地方の修斗大好きな選手たちに努力次第で修斗のベルトが巻けるんだぞってところを見せたくて頑張って来ました。今日は自分のささやかな夢がひとつかなった日です。地方の選手たちはそういう夢を持って試合をしているんだと思って、応援してあげてください」と、地方在住選手たちの代表としてメッセージを送った。

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