【MA日本キック】ダウンの奪い合いの末、カノンスックが狂拳竹内をKO
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「DRAGON ROAD ~ONE AND ONLY TAKE2~」
2013年6月30日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール
▼ダブルメインイベント2(第10試合) 62kg契約 日タイ国際戦 3分5R ※ヒジなし
○カノンスック・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス/元WPMF世界ライト級王者)
TKO 3R2分5秒 ※レフェリーストップ
●“狂拳”竹内裕二(菅原道場/WMAF世界スーパーフェザー級王者)
Krushを主戦場に活躍してきた竹内がホームリングで試合をするのは、昨年7月のセンデット・サシプラパー以来、約1年ぶり。対するカノンスックは2005年に初来日して以来、M-1のタイ人エースとして活躍していたが、勝ち星から遠ざかっていたことで強制帰国命令が出るほどに。しかし、ここ数戦では梶田義人、田中秀和といった日本王者をKOするなど、本来の調子を戻している。
竹内、カノンスックともに強打のパンチを武器としており、KO決着は必至となりそうだ。
1R、サウスポーのカノンスックはオーソドックスの竹内に強烈な左ロー、左ハイと序盤からKO狙い。竹内もパンチにミドル、ローを交ぜながら返していく。竹内が打ち合いに誘いこむと、カノンスックも応じる。カノンスックの手数が上回り、竹内劣勢か。
2R、竹内が右ミドル。一気にカノンスックを追い込むとパンチのラッシュを仕掛け、カノンスックは防戦一方に。一度は距離をとるカノンスックだが、再び竹内にラッシュを仕掛けられスタンディングダウン! 再開するとカノンスックは左ハイ、左ロー。竹内はローを効かされたように棒立ちになってしまう場面も。
3R、ゴングと同時にカノンスックがフック連打を見舞うと、竹内がダウンを喫してしまう。立ち上がる竹内はパンチで勝負に出るも、カノンスックがパンチ、左ハイ。さらに左ローを連発で出すと、竹内は2度目のダウン。何とか立ち上がる竹内だが、カノンスックがパンチから左ロー。これで竹内が前かがみになったところでレフェリーがストップし、カノンスックがTKO勝ちを収めた。
▼ダブルメインイベント1(第9試合) 64kg契約 3分3R
○力也(日進会館/第13回全日本グローブカラテ選抜トーナメント準優勝)
KO 1R35秒
●モハン・ドラゴン(ネパール/士魂村上塾/MA日本スーパーライト級王者)
モハンは強烈な左右剛腕フックをフルスイングしながらガンガン前進するファイトスタイルで、今やどのリングでも会場を沸かせている名勝負製造機。これまで巨輝、田中秀和、菅原勇介、SB日本ライト級王者・鈴木博昭といった実力者を下している。今月2日に行われたビッグバンに出場(谷山俊樹とドロー)しており、短いスパンでの試合となった。
一方、 力也はRISEフェザー級王者・一刀と同じ道場に所属しており、第13回全日本グローブカラテ選抜トーナメント準優勝の戦績を持つ。プロ戦績は5戦4勝(4KO)1敗。キャリア、実績で上回るモハンが一蹴するのか、それとも力也が番狂わせの勝利を起こすのか。
1R、モハンはゴングと同時に飛び出そうとするが、一瞬ためらう。しかし、距離を詰めると左右フックをブンブン振り回し、いつものモハンタイムに突入!
負けじと力也も左右フックを返すと、モハンが尻餅をつく。立ち上がるモハンが打ち合いに持ち込む中、力也の打ち下ろすような右フックがクリーンヒット。ダウンしたモハンは口から血を流しながら起き上がろうとするが、立ち上がることが出来ない。開始僅か35秒で力也が番狂わせのKO勝利となった。
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