【UFC】アンデウソンが自爆、ワイドマンが返り討ちで初防衛に成功
Zuffa
「UFC 168」
2013年12月28日(土・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス MGMグランド・ガーデン・アリーナ
▼メインイベント UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
○クリス・ワイドマン(アメリカ/UFC世界ミドル級王者)
TKO 2R1分16秒 ※レフェリーストップ
●アンデウソン・シウバ(ブラジル/ミドル級1位/挑戦者)
※ワイドマンが初防衛に成功
ワイドマンとアンデウソンは2013年7月の「UFC162」で対戦しており、ワイドマンが番狂わせの2ラウンドKO勝ちでタイトルを奪取した。5カ月ぶりの再戦でワイドマンが返り討ちか、それともアンデウソンのリベンジ&王座返り咲きか。
1R、じっくり見合う中、ワイドマンがタックルを仕掛け、金網にアンデウソンを押し込む。アンデウソンがヒザ蹴りを打ち込むとワイドマンが組み付きながら強烈な右フックを返してテイクダウンし、パウンド、ヒジ連打で追い込む。下のアンデウソンはパンチで反撃。ワイドマンはネックロックを狙いながらパンチ&ヒジ連打で主導権を握る。
2R、アンデウソンが左インロー。ワイドマンが右ミドルを返す。アンデウソンが左インローを再び出すと、ワイドマンが脛でカット。これでアンデウソンの左脛の骨が折れ曲がり、そのままアンデウソンは倒れこむ。ワイドマンがTKO勝利で初防衛に成功した。
▼UFC世界女子バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○ロンダ・ラウジー(アメリカ/UFC女子バンタム級王者)
一本 3R58秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ミーシャ・テイト(アメリカ/女子バンタム級2位)
ロンダは北京五輪柔道の銅メダリスト。総合に転向後は7戦全勝、全試合で1R勝利、しかも全て腕十字で一本勝ちしている。ミーシャとは2012年3月にストライクフォースのリングで対戦しており、今回は再戦となった。
1R、激しく打撃を交錯させる両者。ロンダがサイドに組み付いて一度はテイクダウンしたものの、ミーシャはすぐに立ち上がる。再びテイクダウンに成功したロンダは上からパウンド。下のミーシャは腕を取りに行く。今度は下のミーシャが三角絞め狙い。ロンダが顔面にヒジを入れていくと、ミーシャの顔面から出血が見られる。ロンダが決めきれずにスタンドに戻り、何度もロンダが組み付いてテイクダウン。ロンダ有利のまま1R終了。
2R、打撃を出しながら組み付いて払い腰でテイクダウンするロンダが有利に試合を進める。マウントポジションから得意の腕十字を狙うが、ミーシャは極めさせない。ロンダは横三角でポジションを固めたまま2R終了。
3R、すぐに組み付いたロンダがテイクダウン。回転しながら腕十字を極めて一本。ロンダが2度目の防衛に成功した。
▼ヘビー級 5分3R
○トラヴィス・ブラウン(アメリカ/ヘビー級5位)
TKO 1R1分 ※レフェリーストップ
●ジョシュ・バーネット(アメリカ/ヘビー級6位)
1R、左ジャブを突くトラヴィス。ジョシュは組み付いてテイクダウンを狙うも、突き放される。再びジョシュが両足タックルを仕掛けると、トラヴィスが強烈なヒザ蹴り。そしてヒジをジョシュの側頭部に打ち込み続けると、レフェリーがストップ! トラヴィスが3連続1RKO勝利を収めた。
▼ミドル級 5分3R
○ユライア・ホール(ジャマイカ)
TKO 1R5分
●クリス・レーベン(アメリカ)
1R、クリスがプレッシャーをかける中、ユライアが距離を取りパンチを入れる。終盤にユライアが後ろ廻し蹴りから右ストレート! これで腰を落としたクリスにユライアがパウンド連打。1R終了のブザーが鳴りクリスは救われたが、インターバル中に自ら試合続行の意思がないことを伝え、ユライアのTKO勝ちとなった。
※この大会は「WOWOWライブ」にて12月29日(日)午後0:00~放送あり。次回は1月26日(日)10:00~WOWOWライブにて「UFC 168.5」を放送。
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