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【ムエタイ】日本の少年8人が対抗戦で奮闘

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2014/08/02(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲佐藤(右)は見事なローキックでKO勝ちし、日本チームに弾みをつけた

「スック・テーサバルタップクワンミッタラパープ、ター・ジープン」
2014年8月2日(土・現地時間)タイ・サラブリ県タップクワン郡

 ムエタイの本場タイで、日本の少年8人がタイ人選手と対抗戦を行った。

 福岡のエクシンディコンジム・ジャパンとWEED GYMが合同で初のタイ長期合宿を行い、その最終日にはムエタイ興行に出場。主催者はムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムのプロモーターであるギントーン氏で、全14試合中8試合が日・タイ対抗戦となった。

▲隈本(右)も1RでTKO勝ち

 まず第1試合で、小学6年生の佐藤虎我(さとう・ひゅうが)がローキックによる初回KO勝ち、続いて第2試合で小学5年生の隈本浩志もローキックで初回KO勝ちと幸先のいいスタート。

 しかし、第3試合で小学5年生の樋口優太が相手のミドルキック連打を浴び、レフェリーが挽回不可能と見て試合をストップし、4RでTKO負けに。

▲今村(右)をタイのプロモーターも絶賛

 第4試合では中学1年生の今村竜之介が判定勝ちし、ギントーン氏は「体重が増えてきたらラジャダムナンでいつでも試合を組める」と絶賛した。

 第5試合では中学1年生の井手口優斗が判定負け、第6試合でも中学2年生の古村光が2RでTKO負けとなり、対抗戦の勝敗は3勝3敗とイーブンに。

▲井手口(右)は日本拳法やキックで40戦以上の経験がある

 第7試合では小学6年生の井手口祥真が落ち着いた試合運びで判定勝ち。そして最終第8試合には中学3年生の古村匡平(ふるむら・きょうえい)が出場。古村はこれまで空手を学び、今回がムエタイに初挑戦となったが、首相撲からのヒザ蹴りに捕まって判定負けとなった。

 結果、対抗戦は4勝4敗の引き分けに。古村は「また必ずタイに戻ってきて勝利する」とリベンジを誓った。

<全試合結果>

▼第8試合 53kg契約
○アユタヤ・ポー、シリポン(タイ)
判定
●古村匡平(エクシンディコンジムJAPAN)

▼第7試合 33kg契約
○井手口祥真(エクシンディコンジムJAPAN)
判定
●ゲンペット・ソータップティーマトン(タイ)

▼第6試合 40kg契約
○モークファー・シッワットサラケーオ(タイ)
TKO 2R
●古村 光(エクシンディコンジムJAPAN)

▼第5試合 36kg契約
○ブアトン・ソー、ブアバン(タイ)
判定
●井手口優斗(WEED GYM)

▼第4試合 32kg契約
○今村竜之介(エクシンディコンジムJAPAN)
判定
●ペップートン・テーサバルタップクワン(タイ)

▼第3試合 43kg契約
○クロンパイレック・シットンサック(タイ)
TKO 4R
●樋口優太(WEED GYM)

▼第2試合 29kg契約
○隈本浩志(WEED GYM)
TKO 1R
●ティーノイ・テーサバルタップクワン(タイ)

▼第1試合 29kg契約
○佐藤虎我(エクシンディコンジムJAPAN)
TKO 1R
●ワンピチット・テーサバル.タップクワン(タイ)

写真・情報提供=シンラパムエタイ/早田寛 

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