【ムエタイ】福田海斗、ラジャのビッグマッチで勝利
「スック ワンキントーン」
2015年2月5日(木・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第1試合 114ポンド契約 3分5R
〇カイト・ウォーワンチャイ(=福田海斗/キング・ムエ)
判定3-0 ※三者とも49-47
●ペッダム・シットゲンサック(タイ)
この日の興行では、ラジャダムナンスタジアム・スーパーフェザー級タイトルマッチ、ペットモラコットvsクワンカーオ戦をメインにランカークラスの選手が出場したビッグマッチ(当初予定されていたパコーンVSノーンオー戦は中止)。そんな中、16歳の高校生ムエタイファイター、福田はメイン前の第1試合に出場した。
対戦相手のペッダムは現在17歳。後半戦に滅法強くここ数試合は後半4、5ラウンドでの逆転勝利だという。同じく後半戦に強い福田との対戦は関係者の中で話題となり、10万バーツの賭け試合となっていた。
序盤はお互い距離を保ちつつ単発ミドルや前蹴りで牽制、第3Rから首相撲の展開へ。福田のヒザを警戒してか、ペッダムは懐に入りガッチリとロック。なかなかいい体勢を作れない福田だったが、ラウンド中盤以降、腕をねじ込み手で顔を押さえてペッダムのロックを外し、ヒザを連打。第3R終了時で5-1と賭け率リード。
そして第4R、若干動きが鈍ってきたペッダムに対し福田は前進。遠い間合いからヒジ、そして組んでのヒザ。このラウンドではほとんど福田が有利な体勢を作り、ペッダムを圧倒。4ラウンド終了時で10-1まで大きく賭け率が開いた。
最終ラウンド、ペッダムは逆転を狙ってパンチを振るうが、福田は前蹴りで突き放す。組んだ状態でも、うまく足を使いペッダムの体を押さえてディフェンス。ジャッジ三者とも49-47で福田が完勝した。
得意の首相撲に加え、課題であったディフェンス面でも成長を見せた福田。このビックマッチでの勝利により、タイのみならず他国からも試合のオファーが来ており、世界を股にかけての活躍が期待できそうだ。
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