【ムエタイ】福岡エクシンディコン&萬田道場がタイ遠征で2勝2敗
「スックワンギントーン」
2015年9月13日(日・現地時間)タイ・アディソンスタジアム
▼第5試合 47kg契約
○松井蓮汰 (萬田道場)
TKO 4R
●デンピタック・シットアマナイ(タイ)
福岡のエクシンディコンジムJAPAN、萬田道場勢が、ウォーワンチヤイプロモーションのタイ合同遠征を遂行。9月9日には今村竜之助がラジャダムナンで勝利し、13日にはサラブリ県アディソンスタジアムに4名の選手を出場させた。※17日は遠征の締めとして、石井一成がラジャダムナンスタジアムの賭け試合に出場。
いつもは素早い蹴りを見せていた松井だが、初回から強引に前に出るデンピタックと首相撲の展開に。試合はいきなり激しい膝蹴り合戦に移行。後半になっての松井のスタミナが心配だったが、2R目は松井のヒザの数が増し、やや松井が優勢に。
3R目、不利を悟ったデンピタックがさらにヒザを返し、場内は双方を応援する声で錯乱状態だ。
4R、これまでのヒザのスタミナ合戦に、さらに松井のボディーパンチも炸裂する。松井もデンピタックの気迫に圧されまいと、必死でパンチ、ヒザ、そして飛びヒザまでもを見舞ったが、松井のボディーブローでデンピタックが力尽き前のめりに倒れる。レフェリーが試合を止め、松井のTKO勝利が決まった。
▼第4試合 45kg契約
○ナックルワン・スワンアーハンピッマイ(タイ)
TKO 3R ※顔面ヒザ蹴り
●古村 光 (エクシンディコンジムJAPAN)
去年のムエタイデビュー以来、ムエタイの魅力に引き込まれている古村が今回も参戦。初回はローキックでナックルワンを追い詰め、さらに蹴り込めば次の回にはKOできるかというところだったが、ナックルアンは首相撲で挽回しようと古村を首相撲合戦に引きずり込む。
古村は必死にヒザを返すも顔面にヒザを食らい、一瞬顔を背けてしまう。ここでレェフリーが試合をストップしTKO負け。古村はローキックでKO寸前まで追いつめながらも無美相撲に持ち込まれ逆転されてしまった。
▼第2試合 44kg契約
○ケム・ギャットカンポン(タイ)
TKO 2R ※顔面ヒザ蹴り
●松本一輝 (萬田道場)
初回、ミドルキックで攻めた松本だったが、ケムのガードもかたく、2Rにセコンドから「距離を詰めろ」という指示がでる。松本は膝合戦をこなしていたが、一瞬頭を下げてしまい、そこにケムの膝が顔面に直撃する。ここで危険を察知したレフェリーの判断によりTKO負けが下されてしまう。
松本は「まだやれる」という気持ちもあり悔しかっただろうが、ムエタイでは一瞬の表情や状態の変化によりレフリーが試合を止めることも多々ある。
▼第1試合 36㎏契約
○佐藤虎我(エクシンディコンジムJAPAN)
判定
●オクデート・ケーティージム(タイ)
初回、2Rと佐藤の前蹴りとミドルが多数決まり、5R終了まで無難に判定勝ちでできると思われたが、3Rに入りオクデートの組んでからのヒザ蹴りが激しくなる。
倒し倒されの攻防が続くが最終Rに佐藤が2度ほどオクデートを倒しハイキックも決めたところで勝負あり。オクデートとのシーソーゲームに競り勝つことができた、貴重な勝利だった。
Photo & Text 早田寛 Hiroshi Soda
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