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【極真KWF】秋元皓貴がユーラシア選手権制覇、JFKO全日本再出撃を宣言

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2016/02/29(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

課題となっていた接近戦での戦いでも強さを発揮した秋元(左)。松本(右)を返り討ちにした

▼一般男子軽量級決勝戦
○秋元晧貴(七州会)
延長1回 判定5-0
●松本充史(魚本流)

 軽量級決勝戦は秋元と松本で争われた。両者は昨年の第2回JFKO全日本軽量級準決勝でも対戦しており、この時は延長2回までもつれ込む接戦の末に、秋元が第1回大会3位の松本を判定5-0で振り切っている。

 再戦は、秋元が鋭い踏み込みからの右下段廻し蹴りで先制。松本は構えを右に左に変えて入ろうとするが、秋元は右中段廻し蹴りと突きで迎え撃つ。松本も秋元の右下段に突きを合わせる。

 接近して突きの打ち合いになると、秋元は打ち終わりに右中段廻し蹴りを入れるなど自分が攻撃して終わるようにする。松本の左上段廻し蹴りが浅くヒットするが、秋元は足払いで転倒させる。終盤、秋元が突きとヒザ蹴りでラッシュを仕掛けると松本も突きで応戦し、本戦は引き分けに。

 延長戦、松本が突きの連打に行くと秋元もすぐに連打を返す。秋元の右下段廻し蹴り、飛び込んでの右ヒザ蹴りが突き刺さる。またも突きの打ち合いとなるが、今度は秋元が突きの連打とヒザ蹴りで押していき、松本は手が止まってしまう。

 判定は5-0で秋元が勝利。松本を返り討ちにし、優勝を飾った。

「とてもレベルの高い大会だったので気を抜かないように意識しました。今回の大会では空手用にアレンジしたヒザ蹴りが、昨年のJFKO全日本に比べて理想の状態に近付いていることや、接近戦の戦い方にも対応出来るようになったことが勝因の一つだと思います」と、大会を振り返る秋元。

 そして「昨年よりは伸びてきているので今年6月のJFKO全日本では、昨年準優勝だったので優勝を狙いたいです」と、昨年旋風を巻き起こしたJFKO全日本に再び参戦、優勝することを目標に掲げた。


 

福地(左)は小野寺(右)の蹴りの距離を潰して接近戦の突きで勝負をかけた

▼一般男子中量級
○福地勇人(白蓮会館)
延長3回 判定5-0
●小野寺天汰(聖武会館)

小野寺の足技が冴え、再延長では小野寺に旗が2本上がった

 両者とも上段廻し蹴りを狙う中、小野寺の内廻し蹴りが福地の顔面をかすめる。続く右前蹴りで福地は転倒。下段を蹴り合う両者だが、小野寺の前蹴りに福地はやりにくそうな印象。

 福地は接近しての突きと左下段廻し蹴り、そして小野寺の内股へヒザ蹴りを突き刺す。小野寺の上段蹴りに脅かされた福地だが、突きを連打して本戦は引き分け。

 延長戦も蹴りで攻めようとする小野寺に対し、福地は接近しての突きとヒザ蹴り、胸へのヒジ打ち。旗判定は小野寺に2本上がったが引き分けとなり(3本以上で勝利)、体重判定に。3kg以上の差がなく最終延長戦へもつれ込んだ。

 小野寺はやはり上段への蹴りを狙うが、福地は接近しての突き連打と左ヒザ蹴り。福地が前に出続け、手数で優って判定5-0で決着をつけた。

 福地は、「優勝は嬉しいですが、納得はいっていません。かなり研究されていてどの試合も思うように動けませんでした。決勝の小野寺選手はお互い手の内を知り尽くしているので、攻めのポイントを探しながらの戦いになりました。来月のレジェンド、JFKOと試合が続くので課題を克服して勝ちに行きます」と反省しきりだった。

<入賞者一覧>

▼一般男子軽量級
優勝 秋元晧貴(七州会)
2位 松本充史(魚本流)
3位 竹澤勇真(空手道MAC)
3位 山田伊寿実(桜塾)

▼一般男子中量級
優勝 福地勇人(白蓮会館)
2位 小野寺天汰(聖武会館)
3位 木下毅顕(武心塾)
3位 中島清貴(極真坂本)

▼一般男子軽重量級
優勝 森田奈男樹(宮本道場)
2位 水野翔太(KWF日本)
3位 宮原穣(KWFビクトリー)
3位 上野滋也(極真館)

▼一般男子重量級
優勝 臼井祐介(極真館)
2位 荒井康治(相模原鈴木)
3位 ギャリー・クーパー(アメリカ)
3位 石崎修一(北斗會)

▼一般女子軽量級
優勝 佐藤エリカ(KWF日本)
2位 成田 華(七州会)
3位 大場ももか(無限勇進会)
3位 伊藤帆南(士衛塾)

▼一般女子中量級
優勝 浅古麗美(極真木村)
2位 荒木千咲(志輝会館)
3位 朱 倩倩(KWF中国)
3位 丸野真優(空手道MAC)

▼一般女子重量級
優勝 樋口朱里(相模原鈴木)
2位 亀山陽南子(如心館)

▼シニア(38歳以上)男子軽量級
優勝 中平政克(北斗會)
2位 前岡 太(志輝会館)
3位 山本高弘(極真坂本)
3位 高畑智和(極真館)

▼シニア(38歳以上)男子重量級
優勝 野口 明(北斗會)
2位 秋山史博(秋山道場)
3位 畑中友則(誠心会)
3位 スキエニック(ポーランド)

▼マスターズ(45歳以上)男子軽量級
優勝 今福博幸(武心塾)
2位 佐藤一徳(武心塾)
3位 善生 敦(芦原会館)
3位 神戸英二郎(極真館)

▼マスターズ(45歳以上)男子重量級
優勝 木村一狼(一狼塾)
2位 市塚 望(北斗會)
3位 田丸秀明(空手道MAC)
3位 佐藤育志(武心塾)

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