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【BOM】林敬明が圧巻KO、14連勝で5冠王に

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2016/04/03(日)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

強烈なヒジで圧倒し、1RでKO勝ち。林敬明が初代王座に就いた

BOMプロモーション
「The Battle of Muaythai XI」
2016年4月3日(日)東京・新宿FACE

▼トリプルメインイベント2 第13試合 WMC日本初代バンタム級王者決定戦 3分3R
○林 敬明(TSKjapan/WPMF世界バンタム級暫定王者)
KO 1R 1分24秒 ※右ヒザ蹴り
●林 昌孝(京都野口ジム/元NKBバンタム級3位)
※林敬明がWMC日本初代バンタム級王座に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

 WMC日本初代バンタム級王者決定戦で4冠王・林敬明と林昌孝が対戦する。敬明は177cmとバンタム級では珍しい長身を武器に、これまでにMuayThaiOpenバンタム級王座、蹴拳ムエタイバンタム級王座、TRIBELATEキックルールスーパーバンタム級王座、WPMF世界バンタム級暫定王座を獲得。2010年9月のJ-NETWORKでの試合以降、現在13連勝を誇る。

 対する昌孝はガンガン前に出るアグレッシブなファイトスタイルを特徴とし、NKBを主戦場に活躍しバンタム級で上位にランクイン。所属ジムがフリー転向後、昨年12月のBOMでWPMF日本スーパーバンタム級3位キョウヘイ・ゴールドライフに勝利した事により、今回の王者決定戦に抜擢された。

 1R、サウスポーの両者はリズムを取りながらローを蹴り合う。前に出て首相撲に持ち込む昌孝を敬明は鮮やかに転倒させ、マットに叩きつける。

 ジャブとミドルキックで距離を取る敬明は、距離を詰めようとした昌孝に強烈なカウンターの左ヒジ打ち。これでダウンを奪い、続いて飛びヒザ蹴りで襲い掛かり、左右のヒジ打ちでダウンしかけた昌孝にとどめの右ヒザ蹴り。

 圧倒的な強さを見せた敬明がKO勝ちで、WMC日本初代バンタム級王者となった。これで5冠王となり、連勝記録を「14」に伸ばした。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら  


翔(左)がヒジでカットに成功し、小川(右)をTKOに葬った

▼トリプルメインイベント3 第14試合 WMC日本ライト級初代王座決定戦 3分5R
○翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/初代MuayThaiOpenライト級王者)
TKO 4R 1分1秒 ※ヒジによるカット
●小川 翔(OISHI GYM/REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
※翔がWMC日本ライト級初代王座に就く。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら  

 MuayThaiOpenライト級王者の翔・センチャイジムと2012年にK-1甲子園で優勝して将来が期待され、現在REBELS-MUAYTHAIライト級王者の小川翔がWMC日本ライト級王座を懸けて対戦。

 1R、小川はパンチを中心に前へ前へ圧力をかける。翔は下がりながらも前蹴りで小川の圧力を止める。2分過ぎ、翔の左ミドルを受け、小川がパンチで前に出たところで翔のヒジ打ちが入り、小川の額がざっくり切れる。ドクターチェックを受けて再開後、翔が前蹴りからパンチで前に出たところで1R終了。

 2R、お互いローで様子を見るが、中盤、小川がパンチの連打で前に出る。首相撲となり、翔がグローブで小川の傷口を押し当て傷口を広げる。

 3R、小川の右ヒジが翔の右目にヒットし、腫れはじめる。翔が首相撲に行こうとするところに小川は翔の顔面にヒジを入れる。しかし終盤、翔の左ヒジが入ってまた小川が流血し、ドクターチェック。再開後の首相撲で翔がグローブで傷口を広げてさらに流血する。

 4R、開始まもなく翔のパンチが傷口に入り流血でドクターチェック、再開後打ち合いとなり、翔のヒジが小川の額に入ってまたもドクターチェック。傷口の大きさにドクターストップがかかり、翔がWMC日本ライト級王座を獲得した。

 ※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 

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