【UFC】”世界最恐女子”サイボーグ10連続KO勝ち
▼ヘビー級 5分3R
○ロイ・ネルソン(アメリカ/UFCヘビー級11位)
KO 2R 4分10秒 ※パウンド
●アントニオ・ペイザォン・シウバ(ブラジル/UFCヘビー級15位)
この3年間で2勝4敗、ランキングも11位と後退してしまったネルソンだが、倒すか倒されるかのファイトスタイルでいまだ根強い人気を持つ。シウバは2011年2月にエメリヤーエンコ・ヒョードルをTKOに破り注目を集めたが、その後は3勝7敗1無効試合と振るわない。ヘビー級戦線で生き残りを懸けた戦いとなった。
1R、両者ともローを蹴りつつ、接近してのフックを狙う静かな立ち上がり。サウスポーのシウバに対し、ネルソンは左へ回り込みながら距離を詰めていく。ネルソンの右フックが2発ヒットすると、シウバもすかさず打ち返す。残り1分半のところでネルソンが組み付き、シウバをケージに押し込むがテイクダウンは出来ずに終了。
2R、圧力をかけ続けるネルソンが単発ながらフックを当てていく。シウバはロー、ミドルと蹴りで応戦。ネルソンの右アッパー、右ストレートが連続でシウバの顔面を捉えるが、シウバは右ローを蹴り返す。しかし、その右ローにネルソンが右フックを合わせ、シウバはダウン。すかさず上からネルソンが右のパウンドを4発叩き込むと、シウバの動きが完全に止まり、ネルソンのKO勝ち。
シウバの敗北に一部からブーイングも起きたが、ケージに登ったネルソンがお馴染みのお腹をなで回す勝利のポーズを行うと歓声が沸き起こった。
▼バンタム級 5分3R
○ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
判定3-0 ※三者とも29-28
●田中路教(日本)
1R、パンチとミドルを出し合う両者だったが、田中が右ミドルを放ったところで前に出てきたヤヒーラにバランスを崩し、ヤヒーラが寝技に持ち込む。ヤヒーラは肩固めの体勢に。ブリッジで脱出した田中は、ケージを蹴って反転することに成功。上を奪った田中にヤヒーラは三角絞めを仕掛けるが、田中はディフェンス。
2R、ヤヒーラの右ローがローブローとなるが、田中はすぐに試合再開。組み付いてきたヤヒーラを田中が投げでテイクダウンするとヤヒーラはバックを取る。立ち上がった田中にタックルするヤヒーラだが、田中が潰してスリーパー狙い。しかし、今度はヤヒーラが反転して上を奪い返し、立ち上がる田中のバックを取る。
3R。ここまで劣勢の田中は打撃で逆転を狙うが、ヤヒーラは田中の蹴り足をキャッチして寝技に持ち込む。バックを取られた田中だが上のポジションを奪い返し、パウンドを単発ながら打つ。
残り3分でブレイクとなり、田中は投げでテイクダウンに成功。しかし、ヤヒーラが下からの腕十字。田中はパンチを落として対抗。またもバックを奪われてしまう田中は、最後に上から抑え込んでのパンチを放ったが失ったポイントは取り戻せず、ジャッジ三者とも29-28で敗れた。
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