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【UFC】”世界最恐女子”サイボーグ10連続KO勝ち

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2016/09/24(土)UP

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「UFC Fight NightーCyborg vs Lansbergー」
2016年9月24日(土・現地時間)ブラジル・ブラジリア ジナーシオ・ニルソン・ネルソン

▼63.50契約 5分3R
○クリス・サイボーグ(ブラジル)
TKO 2R 2分29秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●リナ・ランズバーグ(スウェーデン)

11年間無敗、10連続KO勝ちと手の付けられない強さのサイボーグ(左)※写真は5月のUFCデビュー戦時のもの Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)

 5月の『UFC 198』で待望の初参戦を果たした”世界最恐の女子ファイター”ことクリス・サイボーグのUFC第2戦。

 サイボーグは17戦16勝1敗1無効試合の戦績を持ち、11年間無敗。しかも勝ち星のうち14勝がKO・TKOという圧倒的な強さを誇っている。一方、UFC初参戦となるランズバーグはサイボーグと同じくデビュー戦こそ落としたが、以降は6連勝(4TKO)と無敗を維持。”エルボー・プリンセス”の異名の通り、パンチかヒジ打ちによるTKO勝ちが多い。

 1R、サイボーグがストレート連打で前へ出て組み付く。ケージへ押し込みながらのヒザ蹴り。この状態が長く続いた。離れたサイボーグはパンチの連打を見舞うが、ランズバーグが組み付く。サイボーグは振りほどきながらパンチ、ヒザ蹴り。

 残り2分でブレイクがかかり、サイボーグがパンチを放つとランズバーグが組み付く。またもサイボーグがケージに押し込む展開となるが、今度は持ち上げてテイクダウンに成功。マウントを奪うとパンチの連打。しかし、ランズバーグは起き上がることに成功。スタンドで組み合ったままラウンド終了。

 2R、右ストレートで吹っ飛ばし、テイクダウンしたサイボーグが上からパウンド、肘を落とすがランズバーグは組み付いて粘る。さらに両足でサイボーグの動きを制する。一度距離を取ったサイボーグが再びパウンド。連打が叩き込まれると、ガードしていたランズバーグだが完全に動きが止まり、レフェリーがストップした。

 これでサイボーグは1無効試合を挟んで10連続KO勝ち。UFC参戦の目的として掲げたロンダ・ラウジー戦の実現なるか。


 

▼フェザー級 5分3R
○ヘナン・バラォン(ブラジル)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●フィリップ・ノヴァー (アメリカ)

 1Rはパンチ、蹴りをお互いに出し合うもビッグヒットはなし。

 2Rも同様の展開となったが、残り10秒のところでバラォンがタックルでテイクダウンに成功。このラウンドを抑えた。

 3Rも同様の展開かと思われたが、1分が過ぎたところでバラォンがテイクダウン。立ち上がろうとするノヴァーを放し、無理をせずスタンドに戻るとノヴァーのパンチをかわしながら左ボディブローを打つバラォン。残り時間わずかのところでもバラォンがタックルからバックを奪い、優勢のまま終えて判定勝ちした。

●次ページはロイ・ネルソンvsアントニオ・シウバ、ハニ・ヤヒーラvs田中路教

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