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【修斗】死力を尽くし合う激闘で石橋が初防衛

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2017/03/24(金)UP

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上から鉄槌を落とす井上

▼第2試合 フライ級 5分3R
○井上 学(UWFスネークピットジャパン/パンクラス初代バンタム級王者/修斗フライ級世界9位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●梶川 卓(スカーフィスト)

 38歳の井上は昨年10月に約3年ぶりとなる戦線復帰を果たし、実力者である六本木洋に判定勝ちを収めた。修斗には2012年から本格参戦し、同年7月にはUFCで活躍した堀口恭司と対戦。僅差の判定で敗れたが、しつこいテイクダウンと寝技で堀口をスタミナ切れに追い込んだ。

 対する梶川はパワー溢れる全力ファイトを持ち味とする34歳。昨年行われたインフィニティリーグ(プロ修斗の総当りリーグ戦)に参戦するも、開幕から3連敗。しかし、11月の最終戦で藤田ケオン寿大に勝利を収め、復調の兆しを見せている。

 1R、蹴りを上中下に蹴り分けていく井上に、梶川はパンチでけん制。井上は組み付いてテイクダウンを奪い、梶川が尻餅を付き、井上が抑え込んだ状態で終わる。

 2Rも井上が蹴りからタックル。しばらく耐えた梶川だが、足を払われて尻餅をつく。サイドポジションに移行する井上。梶川はハーフガードに戻すが、このラウンドも井上が抑え込んで終えた。

 3R、パンチで前に出る梶川はフック、アッパーをヒットさせるが、井上は組み付く。バックを奪うと寝技に引き込み、立ち上がろうとする梶川を逃さない。バックから井上の側頭部にパンチ、ヒジを打つ井上。バックをキープし、残り数秒では肩固めの体勢へ以降。

 井上が梶川に何もさせず、判定勝ちした。


 

序盤から蹴りを積極的に放つ内藤(右)

▼第1試合 MOBSTYLES プレゼンツ インフィニティリーグ2017フェザー級 5分2R
○内藤太尊(roots/修斗環太平洋フェザー級2位)
KO 1R 57秒 ※右フック
●三上譲治(修斗GYM東京)

 1年間にわたり行われるプロ修斗の総当りリーグ戦「インフィニティリーグ」。両者は当初、2月24日に開催された修斗新イベント『THIS is SHOOTO』のメインイベントで対戦することが決まっていた。しかし、三上が前日計量で体調不良を起こして緊急搬送されドクターストップに。今大会へスライドされることとなった。

 1R、内藤がパンチとミドル&ローで積極的に攻める。三上が右フックで組み付き、離れようとしたその瞬間、三上へ内藤が右フック。この一発で内藤が仰向けに倒れ、試合はストップ。内藤が秒殺KO勝ちを飾った。

「自分は1年間を通してインフィニティリーグのチャンピオンを争って戦います。次は5月に決まっているので、5月もその後も年間を通して修斗の応援をお願いします」と内藤はマイクアピールした。

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