【ベラトール】元UFCマクドナルド強し、ベテラン強打者を圧倒チョーク葬で初陣飾る
▼第9試合 165ポンド契約 5分3R
○ケビン・ファーガソン・ジュニア(アメリカ)
TKO 1R 3分40秒 ※パウンド連打
●D.J.グリフィン(アメリカ)
ファーガソンは昨年6月に高い下伝説の喧嘩師キンボ・スライスの長男。昨年11月にベラトールで迎えたプロデビュー戦では一本負けを喫しており、今回のプロ2戦目で初勝利を目指す。対するグリフィンは4戦2勝2敗のプロ戦績を収めている。
1R、序盤から積極的にパンチで前に出て来るファーガソン。勢いで押し込みテイクダウンに成功すると、サイドを取ってパウンド連打からアームロックを仕掛ける。グリフィンはこれを外して下から腕十字を狙うが、ファーガソンは立上がって離れる。
両者スタンドに戻ると、ファーガソンが左右フックでダウン奪取。倒れ込んだグリフィンに対して上から鉄槌を連打したところでレフェリーが試合を止めた。ファーガソンがTKO勝ちでプロ初勝利を飾った。
▼セミファイナル 第11試合 ヘビー級 5分3R
○シーク・コンゴ(フランス)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●アウグスト・サカイ(ブラジル)
コンゴはかつてUFCで、元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケス、元UFCヘビー級王者フランク・ミア、ミルコ・クロコップ、マーク・ハント、ロイ・ネルソンら強豪を破り、約7年に渡って活躍。2013年からベラトールに参戦し、同年のヘビー級トーナメントを制した実績を持つ。対するサカイは2011年のプロデビューから現在10戦9勝1分と無敗。ベラトールには2014年から参戦している。
1R、ケージ(金網状のリング)を回るサカイと中央に構えるコンゴ。お互いにフェイントを繰り返しながらの探り合いを続ける。開始2分を超えたところで、ようやくサカイが右ロー。コンゴはサカイが再び右ローを放ったところで、パンチを合わせてすかさずタックル。サカイはケージを背に堪えると、両者はヒザ蹴りを放ちながらケージ際で組みの攻防を展開する。
2R、コンゴが左ジャブを細かく放ちながら前に出て、サカイをケージに追い込みタックル。マットに尻が着いたサカイだがすぐに立ち上がって組み直す。コンゴはケージ際でしつこくタックルを仕掛け、いったんテイクダウンに成功するが、サカイは再び立ち上がる。その後もコンゴがタックルから押し込んでラウンド終了。
3Rも打撃の交換からコンゴが組み付き、ケージ際で組みの攻防を繰り広げる展開に。残り2分でブレイクが掛かり、サカイが蹴りを空振りして転倒。コンゴがトップと取り、パウンドを落とす。終盤にサカイは下から両足でコンゴを突き放して立ち上がるが、この攻防でサカイの指がコンゴの目に入り試合中断。再開してすぐに試合終了を迎えた。判定は割れたが、手堅く試合を運んだコンゴが勝利した。
▼第10試合 ウェルター級 5分3R
○アレックス・ロホール(フランス)
TKO 2R 56秒 ※パウンド
●ダン・ヴィニー(イギリス)
ロホールは今年2月にベラトール初参戦を果たし、今回が2戦目。プロ11戦11勝1敗の好戦績を収めている。対するヴィニーは今回がベラトール初参戦となるイギリス人ファイターだ。
1R、パンチからテイクダウンに成功したロホアは、足関節を仕掛けるヴィニーに対して上からパンチとヒジを落とす。 ヴィニーは流血しながらなおも足関節を狙うが、ロホールがバックを奪う展開に。終盤、ヴィニーはロホアを前方へ落とすが、トップを奪われてラウンド終了を迎える。
2R、ロホールがパンチで前に出て、左ジャブから右ストレートでヴィニーのアゴを打ち抜く。ダウンしたヴィニーに、上からパウンドを振り落としたところでレフェリーが試合を止めた。
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