【新日本キック】重森陽太が元ラジャ王者に善戦も引き分けに=試合結果&レポート
TITANS事務局(認定:新日本キックボクシング協会)
『TITANS NEOS 26』 (4P目)
2019年9月1日(日)東京・後楽園ホール
▼第7試合 70kg契約 3分3R
○喜多村誠(伊原道場新潟支部/前日本ミドル級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、29-28
●喜入 衆(NEXTLEVEL渋谷/ルンピニージャパンウェルター級王者、初代MuayThaiOpenウェルター級王者、元J-NETWORKスーパーライト級王者)
喜多村は前回の試合で元アーウナンスタジアム王者・ベッタムと対戦。右ローを蹴って転倒した際に、相手の首の辺りに転倒してしまうといったアクシデントが起きて、結果は判定勝利も不本意な結果に終わった。今回が仕切りなおしの一戦となる。
対する喜入は常にアグレッシブに前に出るファイトスタイルで観客を沸かせる40歳の大ベテランだ。ルンピニージャパンウェルター級王座など様々なタイトルを獲得してきた。
1R、喜多村のワンツーに対して、喜入が右ローを返す。中盤以降は喜多村は徹底して右ローを当てていき、喜入は右ストレートをヒット。これに喜多村は崩れるがノーダウン。
2R、序盤から喜多村が右のオーバーフックから顔面前蹴りへ繋げる。さらに左ヒジをヒットさせるとで喜入が目尻から出血しドクターチェックが行われる。再開後、喜多村が接近して、カウンターの右ヒジを当て込むとさらに出血が広がる。しかし、喜入はひるむことなく右ストレートをヒットさせた。
3R、後が無い喜入は前に出て右ストレートを懸命に振るっていくが、喜多村が豪快な右の横ヒジで逆襲。何度も右ヒジを受けて血だらけになる喜入だが、懸命にバックブローなどで反撃の糸口を探る。しかし、最後まで喜多村にダメージを与えることはできない。的確にヒジや蹴りのヒット数を増やした喜多村が判定勝利した。
▼第6試合 スーパーフライ級 3分3R
○泰史(伊原道場本部/前日本フライ級王者)
TKO ※2R 2分57秒 ※パンチ連打
●老沼隆斗(STRUGGLE/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
泰史は前日本フライ級王者で、ここ最近は他団体の強豪との対戦が続いているが、今回もREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者である強豪の老沼を迎え撃つことになった。強烈なヒザ蹴りを持ち味とする老沼の攻撃を泰史は防ぐことが出来るか。
1R、泰史が右ローを散らしていくと老沼は左の前蹴りで突き放す。中盤に老沼のワンツーがヒットするが泰史は右ストレートを当て込んで押し返す。
2R、老沼が積極的に前に出て左ミドルからの右ストレートを当てるが、逆に泰史が右ストレートをクリーンヒットさせて老沼を後退させる。そのまま追撃して渾身の右ヒザを突き刺してダウンを奪う。グラつく老沼に対して、泰史は右ヒジを連打、コーナーに追い詰めての右ストレートでダウンを追加。最後はなんとか立った老沼に、左右のフックをまとめてTKO勝利した。
▼第5試合 フェザー級 3分3R
○瀬戸口勝也(横須賀太賀ジム/日本フェザー級2位)
判定3-0 ※30-26、30-26、29-26
●小田武司(拳乃会/NJKFフェザー級7位)
▼第4試合 72.5kg契約 3分3R
●本田聖典(伊原道場新潟支部/日本ミドル級1位)
TKO 3R 0分39秒 ※負傷によるレフリーストップ
○ポーンパノム(タイ/プーケット県パトンスタジアム ウェルター級王者)
▼第3試合 フライ級 3分3R
○空龍(伊原道場新潟支部/日本フライ級2位)
判定3-0 ※30-27、30-28、29-27
●阿部秀虎(タカトラジム)
▼第2試合 日本フェザー級 3分3R
平塚一郎(トーエルジム/日本フェザー級6位)
TKO 3R 1分21秒 ※セコンドからのタオル投入
千羽裕樹(スクランブル渋谷/イノベーションフェザー級8位)
▼第1試合 70kg契約 3分3R
大久和輝(伊原道場本部)
判定3-0 ※30-26、29-28、29-27
JUN Da 雷音(E.S.G KICKBOXING GYM/NJKFウェルター級3位)
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