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【新日本キック】重森陽太がWKBA世界王座を獲得、江幡睦は強豪タイ人に圧巻の1R KO勝利

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2019/07/07(日)UP

新日本キックボクシング協会
「MAGNUM 50」
2019年7月7日(日)東京・後楽園ホール

強烈な左ミドルを何度も蹴り込んだ

▼WKBA世界ライト級王座決定戦 3分5R
○重森陽太(伊原道場稲城/元日本バンタム級&フェザー級王者)
判定3-0 ※50-46、50-46、50-46
●ラックチャイ・ジャルンクルンムエタイ(タイ/アマムエタイ60kgタイ王者)
※重森が新王座に就く。

 重森は長い手足から繰り出される強烈なキックとパンチを武器に、22歳にして新日本キック2階級制覇を達成。2017年からはKNOCK OUTに参戦するとNKBフェザー級王者の村田裕俊にTKO勝ち。さらに同年12月には18連勝で圧倒的な実力を証明していたマキ・ピンサヤームに判定勝ちを収めている。対するラックチャイはアマムエタイ60kg王者で戦績は62戦41勝19敗2分だ。

 1Rから重森がスピードのある左右のローで主導権を握る。対するラックチャイは時折豪快な左ミドルを返すが、手数では重森が上回る。

 2R、ラックチャイが徐々に前進して左右のフックを狙う。重森は多彩な蹴りを織り交ぜて、相手の前進を右の前蹴りでブロックする。

重森は前蹴りを多用して相手をけん制した

 3R、圧力を強めるラックチャイに対して、重森は右に回って右ミドルを見舞う。距離が近付くと重森は入れ替わっての右ヒジを当て込む。リズムに乗る重森は、さらに蹴りの手数を増やす。

 4R、ラックチャイはのしのしと前進して首相撲に持ち込むも、重森はヒザの連打を許さない。それでも構わず前進するラックチャイは、漸く左フックをヒットさせるが重森は左右のミドルで応戦する。

 5R、後が無く前進してくるラックチャイに対して、重森は自身のペースを崩すことなく、右ミドル、前蹴りを基点にラックチャイをいなして攻撃をしのぐ。スタミナが落ちず常に動き続ける重森に、ラックチャイは最後まで攻撃をクリーンヒットさせることはできず。判定で重森が大差のフルマークの勝利でベルトを巻いた。このベルトで重森は新日本キックで前人未踏の3階級制覇を成し遂げた。

 勝利してベルトを巻いた重森は、会場に応援に駆けつけたファンに感謝を述べた後、「今回取ったベルトで、新日本キックではバンタム級、フェザー級、ライト級の3階級制覇を成し遂げることができました。これから私が新日本キックの新しい歴史を作っていきたいと思っています。(獲得した)WKBAのベルトをメジャーにしていくということで、そのベルトが誰もが目指すベルトになるように、どんどん試合をしてこのベルトの価値をわかりやすく証明していきたいと思います」と他団体とKNOCK OUTの舞台で試合をしている自身が団体とベルトの価値を高めていくと誓った。

▶︎次ページは江幡睦がMAXムエタイ王者に左ミドルでKO勝利

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