【ジャパンキック】モトヤスック、二度のダウン奪い元ムエタイ王者を完封!ダイチが同門対決で初回KOし新王者に
▼第9試合 メインイベント ジャパンキック ウェルター級王座決定戦3分5R
〇ダイチ(誠真/ジャパンキック ウェルター級2位)
KO 1R 2分53秒 ※右フック
●正哉(誠真/同級3位)
ジャパンキックウェルター級王座決定戦は、昨年9月のトーナメント1回戦を勝ち上がったダイチ(同級2位)と正哉(同級3位)の同門対決でベルトが争われることとなった。
1R、ダイチは右ロ―キックを連発。正哉は右をヒットして、左へつなげる。ダイチはパンチを被弾するも、立て直すとローキックで試合を組み立てる。正哉はパンチの強打で攻めるも、ダイチはディフェンス。
するとラウンド終了間際に、ダイチの右クロスカウンターがクリーンヒット。前のめりに倒れる正哉。そのままテンカウントが数えられてKO決着となった。同門対決だったこともあり、2人はその場で泣き崩れた。
新チャンピオンとなったダイチは、「ここに来るまでに10年かかりました。諦めきれずに、ようやくチャンピオンになれました。応援していただき、ありがとうございました。連敗続きだったんですけど、このまま勝ち続けてベルトを獲ることができました。ジムのみんなも支えてくれて、正哉もチャンピオンになる男なんで、忘れないでください」と涙を流しながら挨拶した。
▼第8試合 セミファイナル 日泰国際戦45.5kg契約3分3R
〇藤原乃愛(ROCK ON/ミネルヴァ ピン級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、29-28
●ペットルークオン・サーリージム(タイ/タイ国イサーン地方女子45kg級王者、パタヤ・テーパシットスタジアム女子47kg級王者)
藤原は鋭いミドルキックを武器とし、アマチュアで50戦以上を経験、アマチュアKNOCK OUT 45kgリーグ戦優勝の実績を持つ18歳の現役女子高生。昨年9月にはヌアファー ソーソンタムにTKO勝利、11月にはチョンプー・コーラットスポーツスクールに判定勝利と、タイ人選手に勝利している。
対するペットルークオンはキックとパンチを得意とし、17歳にしてイサーン女子45kg王者、パタヤ テーパシットスタジアム女子47kg王者など4つのタイトルを持つ。昨年10月にRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪と対戦するも判定負け、11月にはチェンマイスタジアム50kg王者の狂猫YOKKOと対戦しドロー判定となった。
1R、藤原は前蹴り、ミドルキックをダブルでヒット。ペットルークオンはミドルキックを蹴りつつ、右のストレートを伸ばしていく。藤原はミドルキックを決めていく。そして、左ハイキックをヒットした。
2R、藤原は前蹴りからミドルキックを連発してリズムを掴む。ペットルークオンは右の強打を放つ。藤原は縦ヒジ打ちでカットを狙う。ペットルークオンもヒジ打ちを返す。藤原は左をヒット、前蹴り、ミドルキックで揺さぶりをかける。
3R、藤原はミドルキックから三日月蹴りにチェンジ。ペットルークオンは右のパンチからミドルキックへつなげるも、不発に。藤原は右のパンチをヒット。さらに前蹴りを顔面へ。ペットルークオンはパンチの強打があるものの、最後まで藤原の蹴りに苦しんだ。判定は3-0で藤原が差をつけて、勝者となった。
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