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【RWS】吉成名高がラジャ初防衛の快挙!ムエタイ強豪に圧巻のTKO勝利

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2023/08/13(日)UP

名高がタイ現地でラジャダムナン王座の初防衛に成功©︎BOMプロモーション

 8月12日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催されたムエタイイベント『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』メインイベントのラジャダムナンフライ級タイトルマッチにて、王者の名高・エイワスポーツジム(吉成名高/エイワスポーツジム)が挑戦者のルンヴィッタヤー・ルークジャオメイサイトーン(タイ)をTKOで下し、初防衛に成功した。

【動画】名高の怒涛の攻撃ハイライトシーン!ムエタイ強豪をワンサイドで圧倒

 名高は18年12月にラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を獲得、19年4月にはルンピニーの同級タイトルも獲得し、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者に輝いた。今年7月にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座も獲得し、外国人として史上初のラジャダムナンスタジアム2階級制覇王者となった。現在破竹の22連勝中だ。

 対するルンウィタヤーはサウスポースタイルで左ミドル、左ストレートが武器の実力者だ。

 1R、名高が序盤から攻勢。左ローを軸に前蹴り、左ハイキックを放つ。名高の圧力でルンウィタヤーをコーナーに追い詰めると、右ハイキックをヒットし、さらに蹴りとパンチの連打。ルンウィタヤーは名高のスピードある攻撃に反応できない。オープンスコアでは3者共に10-9で名高を支持。

 2R、序盤から名高の強烈な左ローを連発。ルンウィタヤーの右足の太腿が赤く腫れ上がる。中盤、再び名高の左ハイキックがヒット、しかしこれは浅くダウンには至らない。このラウンドも3者ともに10-9で名高を支持。

 3R、意を決したか、ルンウィタヤーが開始すぐに前進。得意の左ミドルを連打、フルパワーでパンチを放つ。しかし名高はこれを冷静に対処。ルンウィタヤーの左ミドルに合わせて、名高の左ストレートがヒット。ルンは尻餅をついたが、これはダウンにはならず。名高の攻撃で、ルンの右目周辺は腫れ上がり、右足の太腿もさらに腫れ上がっている状態。このラウンドも3者ともに10-9で名高を支持。

 4R、ジャブとローでダメージを与える名高。ルンウィタヤーは完全に満身創痍の状態だが、試合を諦めない。しかし、名高の攻撃を全くディフェンスできなくなったルンウィタヤーを見て、レフェリーが試合をストップ。

 4R2分17秒、名高がワンサイドの完璧な試合運びでTKO勝利。念願の初防衛に成功した。

 ラジャダムナンでの防衛戦に成功したのは、日本人では16年のスーパーウェルター級王者T-98ただ一人だったが、これで2人目となった。

『ラジャダムナン・ワールドシリーズ(RWS)』
8月12日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第4試合メインイベント 112ポンド契約 3分3R
ラジャダムナンスタジアム フライ級タイトルマッチ
○名高・エイワスポーツジム(吉成名高/エイワスポーツジム/王者)
TKO 4R2分17秒 ※レフェリーストップ 
ルンヴィッタヤー・ルークジャオメイサイトーン(タイ/挑戦者)
名高が初防衛に成功

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