【Krush】璃久、小田尋久がSウェルター級王座決定トーナメントで勝ち抜き決勝で激突!目黒翔大が西元也史を下す金星
Krush実行委員会
『Krush.161』
2024年5月26日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合)第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇璃久(HIGHSPEED GYM)
※璃久がトーナメント決勝進出
第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝で藤村大輔と璃久の対決が実現。
藤村は、15年よりK-1 JAPAN GROUPに参戦し、26戦15勝(7KO)10敗1分の戦績を持つ。昨年6月には、当時のBigbangスーパーウェルター級王者ジョージに勝利し、同級王座を戴冠。しかし、12月のBigbangでは71kg契約のノンタイトル戦で判定負けを喫しており、今回が再起戦となる。
対する璃久は、元シュートボクシング日本スーパーウェルター級2位の実績を持つ。昨年7月にK-1グループ初参戦すると、森田奈男樹、アビラル・ヒマラヤン・チーターと強豪相手に2連勝。前戦となる今年3月、K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強トーナメントに出場を果たすもブラジルのデング・シルバに1RでTKO負け、こちらも再起戦でKrush王座を目指す。戦績は13戦9勝(5KO)3敗1分。
1R、互いにカーフキックの削り合い。璃久は上下に蹴りを散らしつつ、パンチを4つまとめる。藤村はガードを固めて、右の強打を放っていく。手数で攻める璃久とパワーで潰しにいく藤村。両者とも、分かりやすい攻防を繰り広げる。
2R、璃久はカーフキックを次々とヒットさせていく。動きが止まった藤村に、パンチ連打をまとめる。さらにカーフキック、ヒザ蹴りと怒涛の攻撃、だが藤村の右が入ると璃久は劣勢になる場面も。
3R、璃久はカーフキックで追い込みながら、パンチ連打。藤村はガードしながら右を放つも、ここは璃久がかわす。カーフキックで動きが止まった藤村に、璃久はパンチをまとめてダウンを奪いにいく。まるでマシンガンと大砲のような戦いも、璃久が優勢のままゴング。ゴング後に藤村がダウンするも、これはカウントされなかった。判定は3-0で璃久が勝利。王座決定トーナメント決勝は、璃久と小田のカードが決まった。
勝利した璃久は「大阪の僕に、こうしてベルト挑戦の試合を組んでもらって感謝しています。藤村さんの応援とか多かったけど、僕らは本気でやっているんで。命かけてやっているんで、次は大阪同士やけど、バチバチでやり合うんで。盛り上げるんで、よろしくお願いします」と挨拶した。
リングに上がった小田も「2対1でやってもやれるかなと思いました。熱い試合やってるけど、しっかり倒したい。東京で関西同士の戦いは珍しいですが、後楽園を一杯にしてKrushのチャンピオンになります」とアピールした。
▶次ページは、森田奈男樹vs.小田尋久、西元也史vs.目黒翔大
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