【Krush】Sウェルター級王座決定トーナメント開催、森田奈男樹や藤村大輔ら参戦=5.26
5月26日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.161』の第1弾対戦カード発表記者会見が17日に行われた。
現在空位となっているKrushスーパー・ウェルター級(-70kg)王座をかけた4人制トーナメントの開催が決定し、準決勝として森田奈男樹(エイワスポーツジム)vs小田尋久(TEAM3K)、藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs璃久(HIGHSPEED GYM)の2カードが決定した。
森田は、17年にフルコンタクト空手の統一団体JFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)の全日本選手権・軽重量級で優勝した空手出身のファイター。21年6月にKrushに参戦すると4連勝(3KO)を収め、22年12月にはK-1初参戦も、元ラジャダムナン4階級王者ジョムトーン・ストライカージムにKO負け。昨年は2勝1敗で、前戦となる12月にはイランのアリヤン・モハマディをKOで撃破した。戦績は8戦6勝(4KO)2敗0分。
対する小田は3歳からフルコンタクト空手を学び、21年11月にプロデビューし、これまでの戦績は7戦6勝(3KO)1敗0分。昨年2月からKrushへ参戦し、8月には元Bigbangスーパー・ウェルター級王者の山崎陽一にKO勝利。11月にはフランスの地でWAKO世界ミドル級(-75kg)タイトルマッチに挑むも、判定負けを喫した。前戦は今年2月、KNOCK OUTで元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴に延長戦で判定勝利している。
もう一方の準決勝戦に出場する藤村は、15年よりK-1 JAPAN GROUPに参戦し、26戦15勝(7KO)10敗1分の戦績を持つ。昨年6月には、当時のBigbangスーパーウェルター級王者ジョージに勝利し、同級王座を戴冠。しかし、12月のBigbangでは71kg契約のノンタイトル戦で判定負けを喫しており、今回が再起戦となる。
対する璃久は、元シュートボクシング日本スーパーウェルター級2位の実績を持つ。昨年7月にK-1グループ初参戦すると、森田奈男樹、アビラル・ヒマラヤン・チーターと強豪相手に2連勝。前戦となる今年3月、K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強トーナメントに出場を果たすもブラジルのデング・シルバに1RでTKO負け、こちらも再起戦でKrush王座を目指す。戦績は13戦9勝(5KO)3敗1分。
この準決勝を勝ち抜いた2選手は、8月18日の『Krush.164』にて決勝戦を行う予定だ。ジョーダン・ピケオーが昨年5月に返上したスーパー・ウェルター級のベルトを次に巻くのは誰か。
<決定対戦カード>
▼第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
森田奈男樹(エイワスポーツジム)
vs
小田尋久(TEAM3K)
▼第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
璃久(HIGHSPEED GYM)
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