【ONE】NJKF王者・大田拓真、18歳ブラジルと激闘も惜敗、3連勝ならず
8月16日にタイ・バンコク ルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE FRIDAY FIGHTS 75』の126ポンド契約ムエタイにて、大田拓真(25=新興ムエタイジム)がブラジル・Mエチャット(18=タイ)にスプリットの判定2-1で惜敗。最終ラウンドに相手の巻き返しに苦戦し、期待された3連勝を逃した。
大田はWBCムエタイ日本統一フェザー級の肩書を持つNJKFフェザー級王者。昨年9月のONE初戦でジェルテ・ブロマートを判定で下すと、同4月にコプター・ソー・ソンマイをKO撃破、2連勝を飾っている。
対するブラジルは18歳の若手。今年2月からONEルンピニーに参戦し1勝1敗の戦績。アグレッシブなファイトスタイルで縦ヒジ、伸びるミドルキックと危険な武器を持つ。通算戦績は43勝11敗だ。
1R、序盤は互いにロー、ミドルと蹴り合いにパンチを混ぜる展開。残り1分、太田が強い圧力で前進しブラジルを下がらせるが、ブラジルはスピーディーな攻撃を繰り出し手数で対抗。主導権は大田、手数はブラジルの印象。
2R、ジワジワと前進し圧をかける大田。強烈なボディブローを当てるが、ブラジルもミドル、縦ヒジと放ち、太田の連打を許さない。残り1分を切った場面、大田の鋭いジャブが当たり始め、ブラジルが下がると、大田がパンチ、ヒザ蹴りの連打。残り10秒、大田が左ボディを効かし、右ストレート。アゴを打ち抜かれたブラジルが大きくぐらつく。
3R、反撃とばかりに前に出てきたブラジル、近距離での混戦で勝負を仕掛けると、大田は冷静に対処。ブラジルの猛攻に大田がクリーンヒットをもらう場面もあるが、大田もミドルや右ストレートを返していく。互いにダウンはないままでゴング。
甲乙付け難い接戦だったが、判定2-1のスプリットでブラジルが勝利。3Rのブラジルの反撃が勝負の分かれ目となったか。大田は期待された3連勝は逃したが、ハイレベルな攻防戦で結果を越えた印象を残した。
『ONE FRIDAY FIGHTS 75』
2024年8月16日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼126ポンド契約ムエタイ
○ブラジル・Mエチャット(タイ)
判定2-1
●大田拓真(新興ムエタイジム)
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