【NKB】ミドル級王者・釼田昌弘、引退試合でTOMO JANJIRAに勝利!有終の美を飾る
NKB日本キックボクシング連盟
『爆発シリーズvol.3』
2025年6月21日(土)東京・後楽園ホール
▼第13試合 メインイベント 釼田昌弘 引退試合 73.50kg契約 3分5R
◯釼田昌弘(テツジム/NKBミドル級王者)
判定2-0 ※48-48、49-48、50-46
●TOMO JANJIRA(JANJIRA GYM)
メインイベントはNKBミドル級王者・釼田昌弘の引退試合。TOMO JANJIRAと対戦する。
1R、オーソドックスの釼田、サウスポーのTOMO。釼田は距離を詰めての右ミドル、右ストレートで攻めていく。TOMOは左ストレートで圧力を掛けていく。
2R、釼田は前へ詰めて組んでの首相撲からのヒザ蹴りの展開が続く。この繰り返し。TOMOはパンチを打ちたいが、なかなか距離を空けることができない。釼田は首相撲からのヒザ蹴り連打。これが有効なのか、TOMOの動きが止まる。
3R、1、2Rと静かな展開であったが、釼田は前に出てワンツー、右ミドルが当たり始めて、TOMOが下がる展開が続く。このRは釼田優勢か。
4R、釼田は前に詰めて攻める展開が続く。TOMOはオーソドックスにスイッチしたり、変則的な戦法で攻める。中盤からお互いパンチの打合いになるが、倒すまでにはいかない。
5R、釼田は左前蹴りからワンツー、左右のフックで距離を詰めてからの首相撲の展開が続く。残り40秒、TOMOが右ストレートで釼田に当たり釼田の動きが止まる。しかし釼田はパンチの連打で最終Rを全て出し切る。
判定は2-0で、釼田が引退試合で勝利を収めた。
▼第12試合 セミファイナル 58kg契約 3分3R
●ロッボッ・スターライトジム(スターライトジム/元タイ国イサーン地区フェザー級王者)
判定1-2 ※29-30、30-28、29-30
◯樹(治政館/ジャパンキック協会フェザー級2位)
セミファイナルは、元タイ・イサーン地方フェザー級王者のロッボッ・スターライトジムが、ジャパンキックボクシング協会フェザー級2位の樹と対戦。
1R、開始直後から両者はローキックの応酬で主導権を争う。パンチを出せば即座に打ち返す、まさに“倒すか倒されるか”の気迫あふれる立ち上がり。
2Rも互いに見合うことなく、開始早々から激しい打ち合いに突入。パンチ、ローの攻防が続く中、首相撲ではロッボッにやや分があるか。
3R、ここでも試合は止まらず、ロッボッはパンチと右ローで攻め込み、樹は右ローと左ミドルで応戦。最後まで一進一退の攻防が続いた。
判定は2-1で樹に軍配。どちらが勝ってもおかしくない、接戦の好勝負だった。
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