天才王者”バム”、相手を”千鳥足”にさせる圧倒KO勝利「別次元のスキル!」試合前後に中谷潤人にも言及
7月20日(日本時間)米国テキサス州で行われたプロボクシング[WBC・WBO世界スーパーフライ級王座統一戦]では、WBC世界同級王者ジェシー”バム”ロドリゲス(米・帝拳)が、WBO世界同級王者ブメレレ・カフ(南アフリカ)に10R 強打で相手を”千鳥足状態”にし、タオル投入のKO勝利。
2階級での2団体統一を成し遂げたロドリゲスは、試合前には中谷潤人について「勝てる」と希望しており、陣営も乗り気だ。
【フォト・動画】バムの強打で足元グラグラ…タオル投入KOの衝撃
ロドリゲスは元IBF・WBO世界フライ級統一王者で、23歳にして2階級制覇を達成。スーパーフライ級ではカルロス・クアドラス、シーサケット、フアン・フランシスコ・エストラーダといった強豪に次々と勝利しており、現在のPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングでは7位に位置する。戦績は21戦全勝(14KO)。
一方、カフは昨年10月、有明アリーナで田中恒成からダウンを奪い、判定勝ちでWBO王座を獲得。今回が初防衛戦となった。
試合は、ロドリゲスが序盤から距離を詰め、軽快なステップで上下に連打を繰り出す一方的な展開。カフはロープ際でサークリングしつつ、カウンターを狙うディフェンシブな戦い方に徹した。
タフなカフは打たれながらも耐え続けたが、10Rにロドリゲスの右フックがクリーンヒット。カフは腰砕けとなり、フラフラと千鳥足に。クリンチで凌ごうとするも、すでに足元がおぼつかない。さらに右の強打が決まり、もつれ合いながら倒れると、カフ陣営がタオルを投入。ロドリゲスの圧倒的KO勝利で幕を閉じた。
ネット上では「バム強すぎる」「別次元のスキル」と賞賛の声が相次いだ。
ロドリゲスは試合前、米リング誌のインタビューで中谷潤人との対戦を希望し、「もし中谷がバンタム級にいるなら、初戦で対戦したい。勝てると思っている」と自信を見せていた。
トレーナーのロバート・ガルシアも、「この対戦はほぼ合意していた。バムは即答で受け入れたが、帝拳プロモーション側がストップをかけた」とコメントしている。
なお、ロドリゲスの次戦はWBAスーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネスとの統一戦に決定。試合後、プロモーターのエディー・ハーンは「中谷に対戦オファーを出したが断られた。だから次戦はマルティネスと戦う」と語った。
海外ファンからも中谷との対戦を望む声が多く、将来的な実現を期待されている。ただし「マルティネスも強敵」との評価も高く、次戦の行方にも注目が集まっている。
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