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【K-1】武尊が元プロムエタイ王者を豪快KO

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2016/04/24(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▼第12試合 スーパーファイト -56kg契約 3分3R延長1R
○武尊(K-1ジム・チームドラゴン/K-1 WORLD GP -55kg王者)
KO 3R 48秒 ※右フック
●ヨーセンチャイ・ソー.ソーピット(タイ/元プロムエタイ協会スーパーフライ級王者)

最後はラッシュで武尊(右)がヨーセンチャイを棒立ちにさせた

 武尊の希望通りにムエタイ戦士との対戦が実現。ヨーセンチャイはプロムエタイ協会スーパーフライ級王座を2年前に半年間保持、ムエタイの二大殿堂であるルンピニーとラジャダムナン両スタジアムを中心に試合を行い、ルンピニーではスーパーフライ級で7位にランクインしたこともあるという。

 武尊はこの試合に「当たれば倒れる」新必殺技の投入を予告していた。

 1R、武尊はジャブとローで前へ出て行く。ヨーセンチャイはロープ伝いにリングを回り込み、武尊は後ろ蹴りを命中させる。ヨーセンチャイのミドルを腕で受けるとニヤリと笑う武尊は、前蹴り、左ボディブローでボディを攻めながら、左ローも的確に当てていった。

 2Rもボディとローを中心に攻める武尊は、ヨーセンチャイがカウンターを合わせてくると一気にパンチをまとめ打ち。笑いながら前に出る武尊は左ボディブローを次々と命中させ、前蹴りで吹っ飛ばし、右ローで大きくバランスを崩していく。飛びヒザ蹴りも繰り出す。ヨーセンチャイはパンチとヒザを出すが、武尊の左右ハイキックで吹っ飛ぶ。苦しいヨーセンチャイはつかんでの攻撃で減点。

 3R、蹴り足をキャッチしてきたヨーセンチャイにバックハンドブローを見舞い、ダウンを奪う武尊。続いて右フックの連打でグラつかせ、連打をまとめて左フックで2度目のダウンを奪う。最後も左フックからの右フックでヨーセンチャイを棒立ちにさせてレフェリーがストップ。

 KO勝ちを収めた武尊は恒例のバック宙を決め、プレゼンターで登場したプロレスラーの武藤敬司とともにポーズ。武藤から「俺の前でシャイニングウィザードをやろうとしただろう?」と聞かれると、「やろうとしていました。今度は決めたいと思います」と答えた。

★全試合結果はこちら

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