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【RIZIN】ストラッサーが右強打で北岡を圧倒、年末オープニングで勝利飾る

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2017/12/29(金)UP

何度も伸びのある右ストレートをヒットさせた起一(右)

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 男子バンタム級トーナメント&女子トーナメント2nd ROUND/Final ROUND-」
2017年12月29日(金)さいたまスーパーアリーナ

▼第1試合 RIZIN MMAルール 75.0kg契約 1R10分/2R5分 ※ヒジあり
○ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)
判定3-0
●北岡 悟(ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜/DEEPライト級王者)

 DEEPライト級王者・北岡との対戦が決まったのは、6月までUFCで活躍していたストラッサ―起一。

 起一はパンクラスでランカーとして活躍した後、2012年に『HEAT』で総合ルール・ウェルター級王者となった。2014年1月からはUFCに参戦し、3連勝を遂げたが2015年2月、2017年6月と連敗。今回はUFCから離脱し、RIZINに緊急参戦が決定した。

 迎え撃つ北岡は約10年にわたり国内ライト級のトップクラスに君臨。7月大会で矢地祐介に敗れたが、昨年の12月29日大会では元UFCファイターのダロン・クルックシャンクに大逆転の一本勝ちを飾って大会に火をつけた。

 1R、サウスポーの北岡にオーソドックスのストラッサーはよく伸びる右ストレートを当てていく。北岡も右フックを合わせに行く。ストラッサーの右ストレートにガクッとヒザを折る北岡。すかさずストラッサーがパンチで前へ出る。

 北岡は相打ち覚悟の左右フックで打ち合いに出て、ストラッサーも打ち合う。リーチを生かしたジャブと右ストレートで長い距離で戦うストラッサー。組んだ状態になるとヒジとヒザも見舞う。北岡のタックルは突き放して付き合わない。

 右ストレート2連打を喰らった北岡がダウンし、ストラッサーはすかさずパウンドを連打。北岡も足関節技を仕掛けるがストラッサーは離れる。ストラッサーの右ストレートが連続してヒット。

 2R、左右フックを振り回し、タックルに行く北岡だが上になったのはストラッサー。これはブレイクとなってスタンドへ。北岡のタックルはまたも切られる。寝技になってもストラッサーは無理をせず、こつこつと殴るのみ。立ち上がると北岡は左右フックで倒しに行くが、ストラッサーは右ストレートを打ち込んで前に出た。

 判定は3-0でストラッサーの勝利。「北岡選手今回75kgという契約体重で試合を受けてくれてありがとうございます。あの人は本当の男やと思います。KO出来なかったんですが、次は必ずKOするので五味選手と矢地選手の勝った方とやらせてください」と、改めて五味vs矢地の勝者との対戦をアピール。

 そして「死にかけた子猫を拾ったんですが2週間前に不慮の事故で亡くなってしまいました。供養が出来たらと思ってリングに上がりました」と、愛猫への想いも語った。

※全試合結果はこちら

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