【K-1】大沢文也、武居由樹を苦しめたデンサヤームに判定勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~』
2022年8月11日(木・祝)福岡国際センター
▼第9試合 K-1ライト級/3分3R・延長1R
〇大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
判定 3-0 ※30-28、30-27、29-28
●デンサヤーム・アユタヤファイトジム(Ayothaya Fight Gym)
大沢は今年4月、瓦田脩二とのKrushライト級タイトルマッチで終了間際にハイキックを決めて判定勝利。念願の王座を戴冠した。
対するデンサヤームは、20歳ながら100戦を超えるムエタイの猛者。タイのテレビマッチ『True 4U』のバンタム級トーナメント優勝の実績を持つ。
20年3月には武居由樹と対戦し、判定負けながら武居を苦しめた。今回はスーパー・バンタム級からライト級へ、3階級アップし参戦する。
1R、サウスポーのデンサヤームが、よく伸びる左ミドル、さらには飛びヒザで攻める。大沢は飛び込んで左右のボディを連打。
2R、デンサヤームが飛び込んでのヒザ蹴り、さらには左ハイを当てる。1Rから続くデンサヤームの左ミドルには、ボディ連打を合わせてゆく大沢だが、次第に返せなくなる。
しかし残り30秒、デンサヤームに組み付きでイエローカード、マイナス1ポイントが与えられてしまう。
3R、デンサヤームもパンチ主体に攻めてゆく。前に出る大沢の飛び込みの右オーバーハンドがヒットする。
すると大沢の打ち終わりに頻繁に組みに行くデンサヤームに、2枚目のイエローカード。ラストは2人打ち合って終わる。
判定は大沢・デンサヤームに30-28、30-27、29-28と大沢の勝利。減点2ポイントがなければ引き分けの試合となるため、勝った大沢も自身のパフォーマンスに納得いかない表情のままリングを降りた。
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