【RISE】“小野寺力の愛弟子”加藤有吾がRISE2連勝、激闘スタイルで大森隆之介を下す
RISEクリエーション株式会社
『RISE 163』(ライズ 163)
2022年12月10日(日)東京・後楽園ホール
▼第9試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●大森隆之介(EX ARES/同級5位)
判定0-2 ※29-30、29-29、28-29
○加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者、岡山ZAIMAX MUAYTHAI 2021 55kg トーナメント優勝)
大森はJAPAN CUP 2019 -60kg級に優勝し、プロデビュー後は4連勝。昨年7月に有井渚海に敗れ連勝を止めるが、その後は田渕神太、良星、京谷祐希に3連勝し実力を示している。
対する加藤は「キックの赤い薔薇」と呼ばれた小野寺力の愛弟子。ヒジありルールで実績を残す激闘派であり、WMC日本スーパーバンタム級王者の肩書きを持つ。8月の[RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA]でRISEに初参戦し、翔磨を判定で下している。
1R、大森が長いリーチの左ジャブ、左ローで加藤をけん制。前に出る加藤に大森が左ジャブをヒット。加藤は距離を詰めると右ローから右ストレート、左フックで大森を攻める。加藤が大森に赤コーナーを背負わせるも、大森は左ジャブの連打で突き放す。
2R、加藤が飛び込んで右ボディストレートを当てると、大森は変則的に右アッパーで飛び込む。大森が加藤の飛び込みに右ストレートを打ち下ろし加藤を小さくぐらつかせる。しかし、加藤は遠距離から右フックを大きく振りながら前進。赤コーナーを背負う大森へボディフックを打ち込む。
3R、加藤は左右フックの圧力を強め右フックをヒット。ロープを背負う大森に巻き込むような左右フックを浴びせると大森は手が出ない。止まらない加藤が大森を攻め続けるまま試合終了のゴングが鳴った。
ジャッジ1者はドローとしたが、残り2者が加藤を支持。3Rを通じて圧力と手数を止めなかった加藤が大森を下しRISE2連勝を飾った。
マイクを握った加藤は「ずっとヒジ有りとか他の団体で試合をしていてRISEの人は知らないと思うんですけど、今日の試合で覚えていってください。RISEのチャンピオンになるためにこのリングに来たので、来年ちょっとがんばってチャンピオンになります。ちょっとまだ今日みたいな試合じゃだめなんですけど、強くなります」と2023年の挑戦プランをぶち上げた。
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