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【RISE＆SB】強豪チャド・コリンズがSB三階級王者・笠原弘希に完封勝利、対日本人無敗をキープ

2022/12/25（日）UP

ミドルキックを叩き込むコリンズ

RISEクリエーション株式会社/シュートボクシング協会
『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』
2022年12月25日（日）東京・両国国技館
▼第13試合　RIVALS RISE×GLORY -63.5kg契約 3分3R延長1R
●笠原弘希（日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者、第15代SB日本スーパーフェザー級王者、第4代SB日本フェザー級王者）
判定3-0　※30-29、30-28、30-27
○チャド・コリンズ（オーストラリア/Strikeforce/WMCインターナショナルスーパーライト級王者、WKA豪州スーパー・ライト級王者）

前蹴りで攻める笠原

　笠原は、SB史上初となる3階級制覇王者。第15代SB日本スーパーフェザー級＆第4代SB日本フェザー級タイトルを持ち、今年4月のSB日本ライト級タイトルマッチで王者・西岡蓮太に勝利を収めた。今年7月の『RIZIN.37』ではRISEランカーの石月祐作を撃破。9月にはロンペット・Y’ZDGYMを下し現在10連勝と波に乗る。

【フォト】コリンズと笠原の激闘、試合後ラウンドガールと並ぶ2人

　コリンズは、オーストラリア人ながらタイに在住するムエタイ戦士。タイ国内でも高い評価を受ける一流ファイターであり、セクサン、パコーン、サックモンコンといったトップファイターを撃破した実績を持つ。来日経験も多く、海人、不可思、中野椋太を撃破。今年10月には直樹をKOで下し、対日本人無敗を誇る。

パンチを打ち込むコリンズ

　1R、コリンズは左右ミドル、前蹴りで笠原を突き放す。顔面へ前蹴り、ジャブとコリンズの足が止まらないが、笠原は落ち着いた様子。ロープ際のコリンズへ左ボディを突き刺す。笠原が前に出てコリンズが下がりながら距離を取る展開。
　コリンズは左の蹴りをロー、ミドル、ハイと蹴り分ける。コリンズのローブローで一時中断。再開後もコリンズが下がりながら蹴りを乱れ打ち。笠原はカウンターの右フックを狙う。

　2R、前進する笠原のパンチにコリンズが右フックをカウンターで合わせる。笠原はコリンズをコーナーに詰めるが、笠原の右に合わせたコリンズの左フックで笠原のアゴが上がる。コリンズのパンチを浴びながらも打ち返す笠原。下がりながらも手数が減らないコリンズに、笠原もプレッシャーを弱めない。