【RISE&SB】志朗が鈴木真彦に僅差の接戦勝利!RISE世界王座への切符を奪取
RISEクリエーション株式会社/シュートボクシング協会
『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』
2022年12月25日(日)東京・両国国技館
▼第11試合 RISEルール バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●鈴木真彦(山口道場/第7代RISEバンタム級王者)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
○志朗(Be WELLキックボクシングジム/同級1位、RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝)
現役RISE王者の鈴木と、那須川天心を2度にわたり苦しめた志朗の対決。両者は20年11月に那須川天心挑戦者決定トーナメントの決勝戦で戦っており、その時は鈴木からダウンを奪った志朗が判定勝利。以来、鈴木は借りを返さなければいけない相手として、志朗との再戦を望んでいた。この戦いの勝者は新設されるRISE世界バンタム級(-55kg)の王座への挑戦権を手にすることになる。
1R、鈴木はワンツーに右カーフを織り交ぜる。鈴木が右ストレートをヒットさせれば、打ち終わりを狙った志朗の右フックが鈴木の側頭部を捉える。終盤には志朗が左ジャブで鈴木をのけぞらせる。
2R、鈴木が圧力をかけ右ローからワンツー。志朗は鈴木の入るタイミングに合わせて左ハイを見舞う。左右のパンチを回転よく放つ鈴木に、打ち終わりに右ストレートをを突き刺す志朗。鈴木の前進に合わせて志朗が下がる展開が続くが、志朗は右前蹴り、左ミドルで鈴木の前進を阻む。
3R、一直線に前に出る鈴木のパンチの回転は止まらず。志朗は左ジャブで止めるが、鈴木は前に出続ける。手数は鈴木が勝るが、志朗は要所で左ミドル、右ストレートをヒット。組んでヒザを突き上げてもすぐ離れてパンチを交換する両者のスピードは衰えず、手数も減らない。最後までパンチの交換が止まらないまま試合終了のゴングが鳴った。
ジャッジは1者がドローとするも、2者が志朗を支持。プレッシャーを受けながらも距離を把握し有効打を積み重ねた志朗が鈴木を返り討ちに果たし、RISE世界バンタム級(-55kg)の王座への挑戦権を獲得した。
マイクを握った志朗は「鈴木君強かったです。やっぱりライバルだなって」と鈴木を称えた。また「彼も強くなってますし、自分も強くなっていますけど、切磋琢磨して軽量級も対世界の舞台を用意してもらいたい」と鈴木も含めた軽量級陣の世界進出をアピールした。
そして「3月に世界タイトルできると思うので、応援してもらえたら勝てると思います」と、来るべき世界戦に向けファンへ応援を呼びかけた。
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