【NO KICK NO LIFE】43歳・喜入衆が壮絶打ち合いの引退試合、健太に惜敗も「うれしかった」
RIKIX
『NO KICK NO LIFE』
2023年2月11日(土・祝)東京・大田区総合体育館
▼第3試合 喜入衆 引退試合 ウェルター級 3分3R
〇健太(E.S.G)
判定2-0 ※30-28、29-28、29-29
●喜入衆(NEXT LEVEL渋谷)
喜入は2001年2月にデビューし、現役生活22年、72戦の戦績を誇るベテラン選手。ルンピニージャパン(ウェルター級)、MuayThaiOpen(ウェルター級)、J-NETWORK(スーパーライト級)と3つの団体で王者となり長きに渡りトップ戦線で活躍してきた。現在43歳。
引退試合の相手を務める健太は長くNJKFをけん引してきたベテランで、試合間隔を空けずに戦うことでも知られ戦績は100戦を超える。
両者は2012年6月の『KICK TO THE FUTURE 3』で対戦し、セコンドからのタオル投入で健太がTKO勝利している。喜入は最後に”健太超え”なるか。
1R、ゴング後、両者がいきなり互いにパンチ・ローで打ち合う。健太の右ローがよく入る。さらに健太の右ストレートが入ると、喜入の動きが一瞬止まる。しかし喜入は打ち合いに臨み続ける。
2R、健太が前に出て左右フック。喜入はもらいながらも右ローを入れる。打ち合いは止まらない。
3R、これが喜入の人生最後のラウンドだ。前に出ては強烈な右ローを入れ続ける喜入に、健太は容赦なく右ストレートを合わせる。
しかし喜入は貰い続けても攻撃をやめない。喜入は出し切るかのように、飛びヒザ、右ハイキックにバックブロー!最後まで出し切った喜入は、セコンドに支えながらコーナーに戻った。
判定は一者が引き分けも、二者が健太を支持した。最後に健太は喜入に花束を渡しねぎらった。
試合後、喜入の引退セレモニーが行われ、喜入は「今日も健太選手を超えることは出来ませんでしたが、すごくうれしかったです」と語り、周囲への感謝の言葉を述べる。
最後に「これからはより一層家族との時間を大切にしていきます、22年間ありがとうございました」と頭を下げた。
最後に10カウントゴングが鳴らされ、喜入はリングを去った。
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