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【UFC】ゲイジーがポイエーに衝撃のハイキックKO!“最強のワル”BMFベルトを獲得

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2023/07/30(日)UP

ゲイジー(右)がポイエー(左)にKO勝利©️UFC

WME-IMG
『UFC 291』
2023年7月30日(日本時間)米ユタ州ソルトレイクシティ
▼ライト級
●ダスティン・ポイエー(アメリカ)
KO 2R1分0秒 ※右ハイキック
〇ジャスティン・ゲイジー(アメリカ)

ゲイジーがBMFのベルトを手にした©️UFC

 ゲイジーはレスリングベースで、破壊力ある打撃でKOを量産してきた強豪。昨年5月にタイトル戦で、体重超過した元王者のチャールズ・オリベイラに一本負け。今年3月の前戦でラファエル・フィジエフを下し再起した。

 対するポイエーは21年にコナー・マクレガーに2勝しその勢いで王座獲得に挑戦するも、当時の王者チャールズ・オリベイラに一本負けで失敗。しかし、昨年11月の前戦で元ベラトール世界王者マイケル・チャンドラーに一本勝ちし復活をアピールした。

 元UFCライト級暫定王者の両者は18年4月に対戦しており、その時はポイエーがTKO勝利を飾った。今回は先日に現役引退したホルヘ・マスヴィダルが保持し返上したBMFのベルト(ネイト・ディアズが自らをBaddest Mother Fuckerと呼んでいたことがきっかけに誕生した、最強のワルを決める非公式のベルト)をかけての一戦だ。

 1R、オーソドックスのゲイジーにサウスポーはポイエー。ローキックを飛ばしつつ、思い切り踏み込んでワンツーはゲイジー。ポイエーはしっかりガードしつつミドルを飛ばす。近い距離でパンチが交錯するが互いに上手くディフェンスする。しかし後半、ポイエーの左ストレートがヒットしゲイジーが下がる。

 2R、ゲイジーの左右フックをガードしつつプレッシャーをかけていくポイエー。打撃では徐々にポイエーがペースをつかみつつあるように見えたが、ゲイジーが左ジャブから右ストレートと見せかけて右のハイキック! 
 これがテンプルを捉えポイエーがバッタリとダウン。ゲイジーが一発パウンドの追撃を入れるとすぐにレフリーがストップし、衝撃的なKO勝利でゲイジーが5年前のリベンジに成功。同時にBMFのベルトを手にした。

 試合後、マイクを持ったゲイジーは、フィニッシュのハイキックについて、ミドル級王者のレオン・エドワースが、当時絶対王者だったカマル・ウスマンをKOした時と同じコンビネーションであることを明かし、「練習していた訳ではないが、コーチには効果的な技だと言われていた」とコメント。また、10月に行われるマカチェフvsオリベイラのライト級タイトル戦の勝者へ挑戦の意欲を語った。

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