【ONE】クリスチャン・リーがTKOで王座防衛!因縁の試合に勝利、ボーナスも獲得
『ONE 173:スーパーボン VS 野杁』
2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ
▼第13試合 ONEライト級 MMA 世界タイトルマッチ
〇クリスチャン・リー(シンガポール/米国/Evolve MMA/United MMA)
TKO 2R
●アリベック・ラスロフ(トルコ/Hyperion Fighters)
リーはONEライト級&ウェルター級のMMA世界王者。22年12月に妹でONEファイターであったヴィクトリアが死去して以来、戦列を離れていたが、昨年12月のタイトルマッチで復帰した。
ラスロフは13戦全勝10フィニッシュ(6KO・4一本)と高い決定力を持ち、昨年12月クリスチャンの持つライト級王座に挑戦。2R終了時に目の異常を訴え、試合は偶然のアイポークによる続行不可能と判断されノーコンテストに。両者は今回が再戦となる。
1Rの開始直後にラスロフがタックルでテイクダウンを奪う。しかし、リーはラウンド中盤にグラウンドから立ち上がり、以降のタックルは切り、逆にヒザを打ち込み反撃する。
2R、リーがジャブとカーフキックでプレッシャーをかける。ケージを背負ったラスロフがタックルに入ると、リーはこれを潰してアナコンダチョークの体勢で捕獲。そこから頭部へ強烈なヒザ蹴りを連打するとラスロフは動けなくなり、レフェリーが試合をストップ。リーがTKO勝利を収めた。
ベルトを守ったリーは「来年はもっと活発に多く試合をしたいです」と話し、ボーナスも獲得した。
▶次ページは【フォト】リーがTKOで防衛!レフェリーストップの瞬間
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