吉成名高がONEムエタイ世界王者に!終始圧倒のテクニックで破格の40連勝達成
『ONE 173:スーパーボン VS 野杁』
2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ
▼第15試合 ONEアトム級ムエタイ世界王者決定戦
〇吉成名高(日本/Eiwa Sports Gym)
判定3-0
●ヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ/Tdet99)
吉成は、現在39連勝中のラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇王者。ONEに参戦後は、強豪選手を相手に3連勝を記録。軽量級のムエタイ日本人エースがONE王座戴冠に挑む。
対するヌンスリンは、9歳からムエタイを始め、国立スポーツ大学在籍中に世界大学生ムエタイ選手権で金メダルを獲得。ONEでは負けなしの6連勝を記録している。
1R、吉成がスピードのある左ミドル、右ローを蹴る。ヌンスリンは右ミドルを蹴り返すが、吉成の左ストレートがヒット。2Rになると、ヌンスリンはじりじり詰め、右ストレートをヒット、吉成は右ジャブから左ヒザ蹴りのカウンター。
ヌンスリンがこかせれば、吉成もこかし返すなどムエタイの技の掛け合いとなる中、3R。吉成は上下に蹴り分け、そしてヒザ蹴りと手数でリードするが、ヌンスリンも右フック、ストレートを打つなど、ハイレベルな攻防。4Rは吉成が左インロー、ミドルを当て続け、ヌンスリンの前進は闘牛士のように交わす。
5Rの序盤には、吉成はローやミドル、前蹴りなど手数を出し、終盤には自ら圧をかけて、ボディ打ちや左ストレートで圧倒した。ジャッジは3者とも、試合全体を支配した吉成を支持、ONE世界王座を戴冠した。
吉成は、「ヌンスリンは凄く練習しているという情報も入っていて、怖い気持ちもあったけど、中川会長、エイワスポーツジムの皆さん、応援してくれる皆さんのおかげで、自信を持ってリングに立つことが出来ました」とコメント。対戦相手のヌンスリンを称えつつ、最後まで謙虚だった。
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