【海外キック】ジェロム・レ・バンナ引退試合を勝利で飾る
「Fight Night Saint-Tropez III」
2015年8月4日(火・現地時間)フランス・サントロペ
▼WKNオリエンタル・キックボクシング世界スーパーヘビー級タイトルマッチ 2分5R
○ジェロム・レ・バンナ(フランス/WKNオリエンタル・キックボクシング世界スーパーヘビー級王者)
判定
●カール・ロバーソン(アメリカ/挑戦者)
※バンナが防衛に成功。
K-1で活躍したジェロム・レ・バンナ(42歳)が母国フランスで引退試合を行った。バンナは今年になって引退カウントダウンマッチとして4月、6月に試合を行い、その最終戦として8月4日(火・現地時間)にWKNオリエンタル・キックボクシング世界スーパーヘビー級タイトルマッチでカール・ロバーソン(アメリカ)と対戦。
1R、王者バンナは左ローキックを中心にジリジリと前に出る。サウスポーの挑戦者ロバーソンがワンツーで切り込んでくると左フック。
2R、バンナはロバーソンの左ストレートで尻もちをつき、立ち上がるとラッシュを仕掛けるが逆に左フックでダウンを奪われる。ダメージは深そうだ。
3Rが始まるとすぐに連打で前に出るロバーソン。バンナは左ローで応戦し、このラウンドを耐える。
4R、パンチを出しながら前に出るバンナ。ロバーソンも連打を返す。バンナの蹴りがローブローになり、試合は一時中断。再開後、左ローで攻めるバンナ。
5R、バンナは左右のミドルキックと左ロー、そして左右フックで前に出る。バンナの圧力に下がるロバーソンは時折パンチを打ち返すが、ほとんど手が出ない。
全盛期のハードパンチャーぶりは見られなかったが、バンナが判定勝ちで王座を防衛し、有終の美を飾った。生涯戦績は83勝(64KO)20敗1分1無効試合。
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