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【極真会館】2018年から新ルール導入。顔面寸止め有効の五輪空手対応ルールと現行ルールの2本立てに

2017/11/04(土)UP

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五輪の空手競技ルールに近いルールでの大会開催を発表した松井館長

 11月4日(土)東京体育館で開催された極真会館『第49回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』の開会式において、松井章奎館長より2018年の改革についての発表があった。

 毎年6月に大阪で開催されていた『全日本ウェイト制空手道選手権大会』が4月に開催される『国際親善大会』と合併して4月開催となり、6月の大阪では新ルールによる新たな大会が開催される。

 新ルールは「IKO(国際空手道連盟)セミコンタクトルール」。顔面マスク、胴・スネプロテクター、拳サポーターなどの防具を着用したうえで、突き・蹴りのヒットをポイント制とする(KOしてもOK)。

 空手界の中でも極真空手が先駆けとして使って来た下段回し蹴りは禁止。また、ヒザ蹴り、カカト落としも禁止となる。腰から上の前蹴り、中段蹴り・上段蹴りを有効とし、突きは直突き(ストレート)のみ有効として顔面への突きは寸止め(直接当てない、もしくはダメージがないように軽く当てる)を有効とする。

2015年4月、全日本空手道連盟(笹川堯会長・左)と友好団体となった極真会館(松井館長・右)

 ルールの詳細は2018年に入ってから告知されるが、これまでの極真空手のルールとは大きく変わり、東京オリンピックの空手競技で採用されたWKF(世界空手連盟)ルールと極真空手ルールをミックスしたものとなる。

 さらに来年以降、試割り判定(正拳・足刀・ヒジ・手刀の4つの技でそれぞれ板を割り合計枚数が多い方の勝利)と体重判定(体重測定を行い両者に10kg以上の差がある場合、軽い方が勝利)を変更する可能性があるとも発表された。

 これまでは本戦と2度の延長戦で決着がつかない場合はまず体重判定、10kg以上の差がない場合は試割り判定となっていたが、その順番を逆にして試割りを優先することが検討されている。さらには「体重判定の廃止も含めて検討しております」(松井館長)とのこと。

 これは体重判定があるために、重量級・軽量級ともに選手が試割り競技に積極的に参加せず、試割りの技術が著しく低下していることを問題視してのもの。

 極真会館は2016年6月の全日本ウェイト制選手権大会から、これまで反則技だった押しが有効になり、足を払って転倒させ残心(次の攻撃が出来る体勢)を示せば技ありまたは一本となるなど大幅にルールを改定。2018年6月からはこの現行ルール(フルコンタクト)と新ルール(セミコンタクトルール)の2本立てとなる。

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