【RIZIN】海外で寝技上達のRENAが優勝宣言「完璧に近い感じ」
12月31日(日)の両日、さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』に出場する選手たち個別インタビューが都内で行なわれた。
女子スーパーアトム級MMA(総合格闘技)トーナメントに出場するシュートボクシング世界女子フライ級王者、RENA(26=シーザージム)は「やるべきことは、すべてやった。完璧に近い感じです」と、パーフェクトな準備ができたことをアピール。
まず準決勝でアイリーン・リベラ(24=スペイン)と激突するが、リベラは10月のRIZIN福岡大会で山本美憂を2R、腕十字固めで降した長身選手。RENAはこのリベラについて、「手足の長い、寝ワザのうまい選手ですね」と分析する。
しかし、総合格闘技の本場ラスベガスのジムで行なった練習で「手足が長くてパワーのある外国人選手とスパーリングしてきた」と、大型選手との試合にも不安はないと語った。
RENAはラスベガスに出稽古に行き、日本でプロデビューしたアメリカ人選手で、12月1日に総合格闘技大会「UFC」の女子フライ級初代王座決定戦に出場したロクサン・モダフェリとも練習をした。「ロクサンとは以前に何度か一緒に練習させてもらったことがあるんですが、今回、「寝技が強くなったね!」と褒めてもらえたんで、自信になりました」と、笑顔を見せたRENA。
寝技が得意なロクサンや、出稽古先の「AACC」での先輩である浜崎朱加(アメリカの女子総合大会INVICTAアトム級世界王者)との特訓で、今回の相手、リベラが得意とする、下からの三角締めや腕十字対策も万全だと言う。
リベラに勝てば、決勝戦では浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)vsマリア・オリベイラ(21=ブラジル)の勝者との対戦になるが、「どっちが上がってくるか予想がつかない。オリベイラの打撃が勝るのか、浅倉のタックルが上なのか。でも、どっちが来ても、大丈夫!」と余裕の発言だ。
仮に浅倉が決勝に勝ち上がってきた場合、浅倉のタックルを切る自信はあるか、と問うと「はい、切れます!」と即答。「安倍学院レスリング部に出稽古に行かせてもらってて、本物のタックルを経験しているので大丈夫です。それにレスリングの試合じゃなく、MMAだし問題ありません」と、必勝宣言をした。
優勝するためには1日で2試合に勝たねばならないが、「私はシュートボクシングで1日3試合というのを4回も経験してます。だから精神面でも、誰にも負けません」と、シュートボクシングでのワンデー・トーナメント4度優勝の偉業を誇った。
ただ、テレビ放送で裏番組の紅白が、ちょうど安室奈美恵出演の時間と重なるかも、と言われると「安室さんには勝てないなあ~!」と苦笑。「私のお姉ちゃんが安室さんの大ファンで、カラオケでも、いつも歌ってるんです。だから、お姉ちゃんは、もしかして私の試合より紅白を見るかも」と言って、記者たちを笑わせた。
余裕の優勝宣言のRENAだが、その言葉通りトーナメントを制して、SBのみらずRIZINでも”絶対女王”であることを証明するのか?
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