【パンクラス】元UFC田村一聖に挑む堀江圭功「勝ってUFCにアピールします」
3月11日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催される『PANCRASE 294』の前日計量が、10日(土)都内にて11:30より行われた。
セミファイナルのフェザー級(-65.8kg)ワンマッチ、パンクラス同級6位・田村一聖(33=KRAZY BEE/第6代パンクラス・フェザー級王者)vs堀江圭功(22=ALLIANCE) は、田村が65.75kg、堀江は66.0kg(453.5g以内のオーバーなら認められる)で共に計量クリアー。
山本“KID”徳郁率いるKRAZY BEEに所属する田村は、これまで修斗、UFC、ROAD FCなどで活躍。2015年8月からはパンクラスを主戦場にして昨年、第6代パンクラス・フェザー級王者となった。
対戦相手の堀江については「若くて勢いのあるストライカー(打撃主体の選手)ですが、しっかりレスリングとか寝技もやっていると思います。良い選手という印象です」と語り、ストライカー対策としては「うちのジムにも良いストライカーが沢山いるので練習は特に変えていないです。ですが(堀江の)試合は何回も観ているのでイメージしながら練習してきました」と、名門KRAZY BEEでの練習は万全のようだ。
昨年11月は2016年ネオブラッド・トーナメント(新人王戦)フェザー級優勝&MVPの鈴木琢仁に勝利、それに続けて今回も2017年ネオブラッドトーナメント同級優勝&MVPの堀江との対戦となった。2戦連続で勢いのある若手と対戦する事については「ここで自分が簡単に乗り越えられちゃったら日本の格闘技界も大した事ないってなっちゃう。逆に、良い選手がもっと良い選手になれるように(自分が)頑張りたいですね」と話し、若手の壁になる事で自分も相手も成長するとした。
しかし「だけど、まずは自分自身ですけどね。勿論、単純に俺が勝ちたいだけです。一試合一試合、勝っていきたいです。(ファンへ向けて)明日は激しく良い試合になると思うので楽しみにしていて下さい。応援よろしくお願いします」と、目の前の勝利に向けて全力を尽くす。
一方、格上選手に挑む堀江は空手をバックボーンに持ち、2016年10月からパンクラスに参戦して6戦全勝。そのうち3試合はKO勝ちを収めている。
元王者・田村に挑むという事で「いつもより気持ちが昂ぶっています。練習はいつも通りでしたが気持ちの面で良い感じです」と、モチベーションは非常に高く気合い十分。
試合展開については「基本的に打撃でいきます。ですが、グラウンドになっても圧倒します」と、得意の打撃のみならず全局面で圧倒すると宣言した。
最後に「本当にここが人生のターニングポイントになる。ここで勝つと一気にチャンスを貰えると思います。UFCを目指しているんですけど、田村選手は元UFCファイターなので勝ってUFCにアピールします。なんなら、今のタイミングでUFCに行きたいと思っているのでしっかり倒します。わかりやすいような打撃の決着。自分がボコボコにして勝つので楽しみにしておいて下さい」と、ここで田村に勝ち最短距離でUFCに行くと息巻いた。
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