【ボクシング】「今日の比嘉は弱そう」、挑戦者ロサレスがKO宣言
4月15日(日)横浜アリーナにて行われるWBC世界フライ級タイトルマッチに先がけて、13日(金)に都内で調印式が行われ、王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツジム)と、挑戦者で同級2位のクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が出席し、調印した。
毎回減量では苦しむ比嘉は、昨日のメディカルチェック時よりも回復したようだが、それでもかなり疲れた様子で口数も少なかった。
一方、挑戦者ロサレスは小粋なスーツ姿で調印式に姿をあらわし、「減量は順調でもうリミット圏内に来ている。だからもうランニングも終了し、ウォーキングしかしていない」と余裕の表情で語った。
そして減量苦を隠せない王者を見て、「今日の比嘉は弱そうに見える」と発言。「ただし、試合当日どうなるかが問題だから、油断はしない」と気を引き締める。
それでも「試合では彼の今の状態につけこんで、疲れさせていくよ」と、比嘉にスタミナ切れを起こさせることを狙うと言う。
王者・比嘉はデビュー戦から15連続KOで、今回KO勝ちすれば日本新記録の16連続KOとなる。
比嘉が「必ず倒します」と言っていることに対して、ロサレスも負けずに「僕はハードパンチャーだから、必ずKOする」と逆にKO宣言。
「僕はこの試合のためにすべてを賭けてやってきた。今回の試合は、これまでの僕の試合とは違う試合に映るはずだ。特別なトレーニングを積んできたし、特別な戦術も用意してきた。比嘉のスタイルも徹底的に研究した。この日は比嘉が負ける日になるだろう」と豪語した。
”仮想・比嘉大吾”として4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスと40R以上のスパーリングを積んだロサレスが、「一番得意だ」という左フックが、予告どおり火を噴くのか?(稲垣收)
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