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【DREAM】青木真也&川尻達也が一本勝ち!桜庭和志は一本負け、所英男が1回戦敗退

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2011/09/24(土)UP

 

FEG/リアルエンターテインメント
FIGHT FOR JAPAN
「DREAM.17」
2011年9月24日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場15:00 開始16:00


▲日本期待のホープである大塚をビビアーノが秒殺

▼第4試合 バンタム級世界トーナメント1回戦 DREAMルール 5分3R
○ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム/初代DREAMフェザー級王者)
一本 1R41秒 ※チョークスリーパー
●大塚隆史(AACC/第2代DEEPバンタム級王者)
※ビビアーノが準決勝に進出。

  優勝候補の前フェザー級チャンピオン、ビビアーノに挑むはDEEPバンタム級チャンピオンの大塚。日本トーナメント3位の大沢ケンジが欠場となり、転がり 込んできたチャンスを活かすことが出来るか? 両者は2009年のフェザー級GPで対戦し、その時は大塚がビビアーノを相手に善戦している。

 1R、パンチの応酬から大塚が左フックを大振りしたところで、ビビアーノが脇を潜り抜けてバックに回る。一瞬にしてバックマウントを奪い、スリーパーホールド! 

  強烈に絞め上げるビビアーノが「落ちてるぞ」とレフェリーにアピール。すぐにストップがかかり、ビビアーノが秒殺勝利を飾った。

「日本は厳しい状況にありますが、人生とは上にいる時も下にいる時もあります。私のファイター人生もそうやってきました。日本が大好きです、ありがとう日本!」と、ビビアーノはメッセージを送った。



▲今成が電光石火の腕十字で鮮やかな一本勝ち!

▼第3試合 バンタム級世界トーナメント1回戦 DREAMルール 5分3R
○今成正和(Team-ROKEN/初代DEEPフェザー&バンタム級王者)
一本 3R46秒 ※腕ひしぎ十字固め
●エイブル・カラム(アメリカ/KOTCフライ級王者)
※今成が準決勝に進出。

 トーナメント出場選手の中で最年長36歳の今成が出陣。対するは2年前のフェザー級GPに出場したカラム。勝っても負けてもKOか一本決着というアグレッシブなファイトスタイルが持ち味の選手だ。

  世界を見渡してもオンリーワンの特異なスタイルを持つ今成が、外国人選手をストップすることが出来るか?

 1R、今成のタックルを潰したカラムだが、今成は引き込んでオモプラッタ。これから逃れたカラムが上になるも、今成は下からの腕十字、三角絞めと連続して仕掛ける。

  カラムは今成を持ち上げ、バスターで叩きつけて脱出。再び上になって今成の顔面にパンチを入れると、今成がまたも下からの三角絞め、ラバーガードからオモプラッタと連続で仕掛ける。

 それでも上をキープするカラムがパンチを連打、今成は両足で相手の胴を挟み、両手首をロックして動きを封じる。

 2R、引き込んだ今成に上から顔面とボディにパンチを打ち込むカラム。今成は下からのフットチョーク! 今成を持ち上げてマットに叩きつけ、脱出したカラムはまたもパンチを連打。今成をしっかり抑え込みながら、顔面とボディへパンチを入れる。

  ブレイク後、相手の足元に滑り込む今成に、カラムはやはり上になってボディと顔面へガムシャラにパンチ。

 3R、開始と同時に右ミドルを放ち、カラムにキャッチされると同時に引き込んだ今成が、電光石火の下からの腕十字!  これがガッチリと極まり、今成が見事な一本勝ち! 「日本が大変な時期に格闘技を見に来てくれてありがとうございます。これでまた一歩進めるので大みそ かの決勝、準決勝がんばります」とアピールした。



▲ロシアvsブラジル宿命の対決はブラジルのディニスが勝利

▼第2試合 バンタム級世界トーナメント1回戦 DREAMルール 5分3R
○ホドルフォ・マルケス・ディニス(ブラジル/ノヴァウニオン/修斗南米フェザー級1位)
判定3-0
●ユサップ・サーデュラエフ(ロシア・タゲスタン共和国/Uflacker Academy)
※ディニスが準決勝に進出。

  今大会唯一の外国人対決が、バンタム級世界トーナメントのオープニングを飾る。サーデュラエフはあのヴォルク・ハンと同じロシア・タゲスタン共和国出身の ファイターで、レスリングではオリンピック代表チームの練習にも参加。アメリカ移住後に柔術を学び、総合では9戦8勝1分と無敗の新鋭。

 そのサーデュラエフと対戦するディニスはブラジルの名門ノヴァウニオンからの推薦選手で、柔術とムエタイをベースに持つ、修斗南米フェザー級1位の選手だ。

 1R、サウスポー同士。ディニスの左フックでサーデュラエフが尻餅。すぐにディニスが腕十字を奪いに行くが、サーデュラエフが上になり、逆に腕十字を奪いに行く。素早く立ち上がる2人に場内から拍手が起こった。

 サーデュラエフがフロントスープレックスのような投げでテイクダウン、ディニスは下から両足を使ってサーデュラエフの追撃から逃れて立ち上がる。

  サーデュラエフはアームロックからの投げを見舞うが、上になったのはディニス。両者は上と下からパンチを出し合い、ディニスが中腰からパンチを連打したところで初回終了。

 2R、ディニスのフックにサーデュラエフが両足タックルを合わせてテイクダウン。サイドポジションからパンチを落と すと、ディニスは潜り込んで上下の体勢を入れ替える。そして肩固め! サーデュラエフはディニスの胴を抱えるようにしてひっくり返そうとするが、ディニス はマウントを奪う。

  サーデュラエフが上になったところでブレイク。ディニスにテイクダウンされそうになったサーデュラエフは、仰け反りながらも身体を反転させて上を奪うという驚異的な動きを見せて上になる。

 3R、パンチからディニスが押し倒すようにしてテイクダウン、マウントを奪う。するとサーデュラエフは下からのアキレス腱固め! 

  ディニスが上体を起こしてパンチを入れたところでブレイク。スタンドに戻るとディニスのパンチがヒット! サーデュラエフは苦し紛れにタックルを連発す る。スープレックスで上になったサーデュラエフだが、ディニスがオモプラッタで返したところで試合終了。

 ディニスが判定3-0で準決勝に駒を進めた。



▲ミノワマンが身長差18cm、体重差28kgを吹き飛ばして勝利を収めた

▼第1試合 無差別級ワンマッチ DREAMルール 5分3R
○ミノワマン(フリー/スーパーハルクトーナメント優勝)
一本 1R4分39秒 ※袈裟固め
●バル・ハーン(モンゴル/チーム新日本)

  緊急参戦となったミノワマンの対戦相手は、モンゴル相撲王者で身長193cm、体重115kgの超巨漢ハーン(ミノワマンは175cm、87kg)。 2004年にモンゴル相撲大学卒業後、モンゴル相撲を続けながらクラブの用心棒をしていたという。

  2002年にモンゴル相撲大会で優勝、2007年には日本で開催されたモンゴル相撲大会でも優勝している。

  その後、総合格闘技に転向し、2008年10月の『DEEP 38』でプロデビュー。いきなりDEEPメガトン王者の川口雄介と対戦し、判定で敗れるも壮絶な殴り合いを見せつけた。2010年4月の『吉田秀彦引退興 行』では、DEEPメガトンのトップクラスである誠悟を破っている。

 1R、一気に突っ込んでいくハーンに、ミノワマンはリングを大きく使って回り込む。

  リングを1周したところで前に来たハーンにミノワマンが片足タックル、テイクダウンに成功した。ボディにヒジを入れながらマウントを奪ったミノワマンが腕十字! ハーンは両足でミノワマンを挟んでこれを防ぐ。

 サイドポジションに戻ったミノワマンに、抑え込まれたハーンは下からヒザを上げて蹴る。ハーンの巨体をもてあますミノワマンだが、袈裟固めの体勢から顔面へのパンチ、そして足を使ってのV1アームロック! 残り少ない時間でミノワマンがキッチリと一本勝ちを飾った。

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