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【ベラトール】カルバーリョがマヌーフを一撃KOで王座防衛

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2017/04/08(土)UP

前蹴りを顔面に浴びせるヤンコヴァ(右)

▼セミファイナル 女子キャッチウェイト 5分3R
○アナスタシア・ヤンコヴァ(ロシア)
判定3−0 ※29−28、30−27、30−27
●エリーナ・カリオニドウ(ギリシャ)

 ヤンコヴァはプロ戦績4戦全勝と無敗をキープする期待の新星。その端麗な容姿から母国ロシアでは“ラウンドガールより美しいファイター”と呼ばれ、リング外でも注目を集めている。ベラトール第3戦目となる今回、6戦5勝1敗の好戦績を収めるカリオニドウと対戦した。

 1R、ヤンコヴァは左右のパンチを連打しながら一気に前進して最後は右ミドルにつなげる攻め。カリオニドウは軽快に動きながら、二段蹴りからのフックやスーパーマンパンチ、バックハンドブローを繰り出す。ヤンコヴァは終盤にパンチ連打でカリオニドウをケージに追い込み、組み付いての投げからテイクダウンに成功。上のポジションをキープしてラウンドを終了する。

 2R、二段蹴りから鋭いフックを放つカリオニドウ。ヤンコヴァのミドルに、バックハンドブローを合わせる。一方、ヤンコヴァはパンチから間合いを詰めて組みの攻防に持ち込む。離れると打撃を交換する両者だが、カリオニドウがパンチで前に出て来てきたところへ、ヤンコヴァは前蹴りを顔面に浴びる。

 3R、一気に距離を詰めて来たヤンコヴァをパンチで迎え撃つカリオニドウ。組み付いてくるヤンコヴァをケージに突っ放してパンチを連打する。ヤンコヴァは強引に組み付いてバックを取るも、ここからの攻め手がない。

 いったん離れて距離を取り直すが、再びパンチの打ち合いから接近した両者。カリオニドウが頭を下げて向かって来たところで、ヤンコヴァは立ったまま首を捕らえてチョークで絞め上げる。カリオニドウはこれを振りほどき、離れ際にバックエルボー。

 その後は最後まで打撃を交錯させるも、両者ともに決め手を欠いた印象。パンチからケージに押し込む場面も多かったヤンコヴァに判定の軍配が上がった。

 

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