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【パンクラス】仙三が若松佑弥を逆転KOで初防衛、UFC参戦アピール

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2018/02/04(日)UP

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何度も手塚(左)に強打を浴びせたフランカ(右)

▼第9試合 ウェルター級 5分3R
○グライコ・フランカ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC/同級4位)

 ハードパンチャーの手塚はデビュー前にアメリカ・オレゴン州のジムに単身渡り、3年間現地で活動していた逆輸入ファイター。2015年11月のパンクラス初参戦から、2戦連続で1R10秒ジャストの秒殺KO勝ち。2017年は二連続KO勝利を収めている。対するフランカは17勝の内9KO、7つの一本勝ちで判定は1試合しかないフィニッシャー。UFCにも2015年~2016年に参戦経験がある(3戦1勝2敗)。

 1R、フランカは前蹴り、右ローを出すのに対し、手塚も右ストレートを返す。お互いに慎重な攻防。2R、手塚は左ボディを何度かヒットさせてペースを掴みかけたが、フランカが右ストレートをクリーンヒットさせ手塚はダウン。

 フランカの長いリーチから繰り出されるパンチを浴び、流血しながらも手塚は3Rからプレッシャーをかける展開。

 手数の減ったフランカに、手塚はパンチ、跳びヒザ。テイクダウンしたフランカはフロントチョーク。脱出した手塚はパウンド連打で猛攻を見せたが時間切れ。フランカが判定勝ちした。

 


チョークスリーパーで一本勝ちした端

▼第8試合 フライ級 5分3R
○端 貴代(和術慧舟會 AKZA)
一本 2R3分20秒 ※チョークスリーパー
●バーバラ・アシオリー(ブラジル/ADOIS FIGHT)

 世界最大の女子MMA団体であるINVICTA FCとの提携第一戦。端は2004年にプロデビューしたベテラン選手で、ストライクフォースを始め海外の団体で活躍してきた。対するアシオリーは戦績は4勝1敗。4勝のうち2勝がチョークスリーパーと三角絞めによる一本勝ち、1勝がパンチでのKO勝ちでいずれも1Rで相手を仕留めている。

 1R、長い手足から繰り出されるアシオリーの前に苦戦を強いられる端だが、終盤にはテイクダウンに成功しパウンド。2Rもアシオリーの打撃を警戒しながらも、組み付いた端はテイクダウン。サイドポジションからガッチリ抑え込む端はバックからスリーパーを決めて一本勝ちした。

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