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 7月31日(土)東京・後楽園ホールで開催されるKGS『RISE 68』にて、上原誠(士魂村上塾)との対戦が決まった清水。今回の試合に勝てば、現在空位となっているRISEヘビー級のベルトも見えてくる。過去最強の敵だと思われる上原を相手に、接戦が予想されるが「極真魂で勝ち切りたい」と宣言する清水に話を聞いてみた。(2010年7月26日UP)

PROFILE
清水賢吾
(しみず・けんご)
1983年11月17日
身長186cm、体重88kg
第9回全世界空手道選手権大会出場
第24回全日本ウェイト制大会軽重量級準優勝
2003年全日本ウェイト制中量級ベスト8
2004年・2005年全日本ウェイト制軽重量級ベスト8
K-1戦績1勝(1KO)
極真会館所属

■元々はプロレスラーになるのが夢でした

ーー最初に、極真空手を始めたのはいつからですか?

「高校1年生、16歳の時です。昔から格闘技が好きでよく見ていて、ちょうどフランシスコ・フィリォ師範がK-1で活躍し始めた頃でした。テレビでフィリォ師範が相手をKOしているのを見て“極真空手って凄いな!”と思って道場を探したんです。そうしたら自宅近くにあったので、すぐに入門しましたね」

ーー入り口はK-1だったんですね。

「元々はプロレスが好きで、プロレスラーになるのが夢だったんです(笑)。長州力が好きでした。でも、段々と格闘技に惹かれていきましたね」

ーー空手を始めてどのような感想を持ちましたか?

「保育園の時からプロレスを見ていて、ずっと格闘技をやりたいって思っていたので楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。道場へ行くたびに新しいことを覚えて、どんどん自分が強くなっているのを感じるのがまた楽しかったです」

ーー空手の前に何かスポーツの経験は?

「小学校で野球、中学校でバスケをやっていました」

ーーいい成績は残せましたか?

「いや、全然でした(笑)。あまり運動神経がよくなかったみたいです」

ーー空手での目標はどこに置いていましたか?

「最初はなかったんですが、やっていく内に世界大会出場が目標になっていきました」

ーー現段階で最も思い出に残っている空手での試合は何ですか?

「第24回の全日本ウェイト制大会重量級で準優勝を収めたんですが、その時の準決勝、市村直樹選手との試合です。昔から一緒に練習をさせていただいていた先輩で、いつもボコボコにやられていました。いざ試合で対戦することになって、“絶対に勝とう”という気持ちで挑んで自分の全力を出し切ることが出来ました。本当に全てを出し切って、その上で勝てたので印象に残っています」

ーー空手にいったん一区切りを付けて、キックボクシングスタイルの格闘技に転向したのはなぜですか?

「世界大会に出場することが出来てひとつの目標をかなえたので、そこで一区切り付けることにしました。以前から考えていたことなんです。元々、K-1でフィリォ師範を見て始めたので、空手をやりながらもK-1ルールでやってみたいとの気持ちがずっとあり、ゆくゆくは転向しようと考えていました」

ーーしかし、貴重な日本人重量級選手として周囲から止められたりしなかったんですか?

「川本英児師範(極真会館東京城北支部支部長)には10代の頃から、将来はK-1をやりたいとの意思は伝えてあったんです。ですから、相談した時は応援すると言っていただきました。でも、周囲からは今でも“空手に戻ってこない?”と言われます(笑)。もちろん、いずれは空手の世界に戻ることを考えています」

ーー最初はどのようにして始めたのでしょう?

「ここ(極真会館東京城西支部明大前道場)はキックボクシングも教えてくれる道場だったので通いまして、貝沼(慶多=第20代全日本キックボクシング連盟バンタム級王者。“反逆のかませ犬”のキャッチフレーズで人気を博した)先生に技術を教わりました」

ーー一撃アカデミーの方にも練習で行かれていると聞きました。

「はい、今年になってから行かせていただいています」

ーー目標はK-1本戦(オープニングファイトには出場経験あり)出場ですか?

「体重が90kgちょっとしかないので、もっと大きくしないといけないですね。85kgくらいの階級が出来ればありがたいなと思っています。あの大きい外国人たちと打ち合える自信はまだありません」

ーー現在のヘビー級チャンピオン京太郎選手も、K-1ではそれほど大きい方ではないですよね?

「そうですね。凄いと思います。京太郎選手を見ると ・・・

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