8月25日(水)東京・後楽園ホールで開催される、ボクシングスタイルの新格闘技『BOXFIGHT』(ボックスファイト)で須藤信充と対戦するK-1 JAPAN GP2004優勝の天田ヒロミ(デジタルスピリッツ)。高 校時代、国民体育大会ボクシング競技・少年の部優勝、中央大学進学後は全日本アマチュアボクシング選手権優勝とボクシングで経歴を持つ天田が“格闘技の聖 地”でボクシングの試合をするのは15年ぶりとなる。“天才”の異名を持つ須藤を相手に、新団体でどういう試合を見せてくれるのか。(2010年8月18 日UP)
PROFILE |
■「須藤選手って構えはどっちですか?」
――いよいよボックスファイトが近づいてきました。対戦相手の須藤選手を間近で見てどうでしたか?(インタビューは8月9日の会見時に収録)
「向こうは僕が背が高いのでやりやすいと思いますけど、逆に僕から見れば小さいのでやりづらいですね」
――それではそういう対策もやっていると?
「やらないとまずいですよね……」
――須藤選手のことはもちろんご存知ですよね?
「いや~僕は何も知らないんですよ。映像も見たことがないし、構えはオーソドックスとサウスポーのどっちですか。それすらもわからない」
――須藤選手は“天才”と呼ばれ、元日本キックボクシング3階級制覇4冠王&極真館第7回全日本ウエイト制大会重量級王者でもあります。元々、試合前には対戦相手の映像もみたいんですか?
「チェックしますけど、須藤選手のビデオあるんですかね。取り寄せてもらいます」
――須藤選手を甘く見ているわけではない?
「それはないですね。ボクシングの試合 で後楽園のリングに立つのは、大学生のとき以来、15年ぶりなんですよ。後楽園って実際に格闘技の神様がいるんです。自分がまだアマチュアボクシング時代 のときに、こいつなら絶対に勝てるという選手との試合が決まって練習をほとんどしないまま本番を迎えました。そうしたら ・・・
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