昨年7月25日のJ-NETWORK新宿大会で総合ファイターの仲山貴志に判定負けするも、眼 窩底と頭蓋骨の合計3箇所を骨折させるダメージを与えたことで一躍有名になったレジェンド横浜期待の星RUI。その計り知れないパンチ力の秘密を探る。 (2011年2月18日UP)
PROFILE |
■明らかになっていない今までの経歴を公開
――GBR初登場なので、RUIというリングネームの意味から教えて下さい。
「僕の本名は坂本塁というのですが、名前から取ったものです。人と被らないリングネームがいいなと思って、英語の表記にしました」
――キックを始めた理由は?
「いつかはキックをやりたいと思っていて、ちょうどK-1が流行っていた時に家の最寄り駅近くに今のジムがあったので、やってみようと思いました」
――それではK-1の舞台に上がることが憧れだったりもしたんでしょうか。
「そうですね。いつか出られたらいいなとは思っています」
――現在プロで6戦経験していますが、キックボクシング一本の生活ですか?
「今は就活中です。まだプロで戦績を残せていないので、トップになれたらキック一本でやっていきたいと思います」
――アマチュアでの試合経験はありますか?
「2試合しかないです。キックを始めて半年ぐらいでアマチュアの試合に出て、そこからプロテスト受け てプロになりました。キックを始めたら試合をやりたくなってしまい、アマチュアに出ていたら、プロになりたいなと思うようになりました。アマチュアで経験 を積んでプロになろうという考えはなく、勢いでプロになりました」
――これまでのスポーツ経験は何がありますか?
「剣道を小学校から大学卒業までやっていました。区大会に出たことはありますけど、これといった優秀な成績はありません。でも参段の段位は持っていますよ」
――剣道からキックボクシングに転向とは珍しいですね。
「剣道というのは審判が一本と認めてくれて初めて勝てるのですが、キックの試合だと一本=KOは自分で掴めるじゃないですか。そういう意味で今はキックが楽しいです」
――それでは、自分で勝ちを掴めない剣道に対してもどかしさはありましたか?
「自分が攻撃していいのが入ったのに審判から一本と認められなかったら ・・・
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