4月17日(日)東京・後楽園ホールで行われ る『TITANS NEOS IX』にてダニロ・ザノリニと対戦する日菜太。当初発表されていたヨーロッパの強豪モハメド・カマルとの対戦は、カマルの欠場により消滅したが、日菜太は 集中を切らすことなく、厳しい練習を続けている。日菜太がザノリニ戦への意気込み、そして海外進出、あの日本人選手への想いを語った(2011年4月12 日UP)
PROFILE |
■フィジカル強化はレスリング&相撲!
ーー当初、モハメド・カマルとの対戦が予定されていましたが、カマルが欠場となってしまいました。率直に最初にその話を聞いた時はどう感じましたか?
「すごく残念な気持ちになりました。僕はカマルと戦ってショータイムに挑戦するということを考えてい たので、正直モチベーションは下がりました。でも会長と内藤(堅志=フィジカルトレーナー)先生がそんなことを感じさせないような厳しい練習をさせるの で、今まで以上に練習量は多いですし、対戦相手が変わったからと言ってつまらない試合をするようなことはないと思っています」
ーーでは気持ちはもう切り替わっていると言ってもいいですか?
「はい。世の中がこういう状況で、3月に試合を予定していた選手は試合そのものがなくなったり、1カ 月以上も先延ばしになったりしているじゃないですか。そこで対戦相手が変わっただけで、予定通りに大会があって、試合を組んでもらえたということは、ある 意味ラッキーだったのかなとも思います。今回の試合に向けてたくさん新しい技も練習しているし、フィジカルもすごく強くなっているんですよ。だから自分が どんな試合が出来るのかを試せると思います」
ーー先ほど少し練習を見させてもらったのですが、かなり体つきが良くなりましたよね。
「体の強さは昔の僕よりもかなり上がっていると思うし、この身長でこの体の大きさは他の日本人選手にはないものだと思っています」
ーー具体的にはどういったフィジカル強化の練習をされているんですか?
「僕が飽きないように色々なものをやっています。最近ではレスリングの差しや相撲、バービースクワットをやっているんですよ。そういう人間を相手にした押し合いをやるようになってから、すごく上半身の筋肉がついて目に見えて体が変わってきました」
ーーレスリングや相撲の練習は直接的にキックボクシングとは関係ないものに見えるのですが、練習でその効果を感じることはありますか?
「もともと僕はガンガン前に出るタイプじゃなくて、相手が打ってきたらそれをかわすというスタイル じゃないですか。でも1月のオ・デュソク戦では完全に蹴りで相手を下がらせることが出来たんですよ。だから今回もあの時と同じように戦いたいなと思いま す。僕が自分からプレッシャーをかけて、相手が出てくればそれをかわす。リスクを少なく相手を圧倒するという戦い方で、完全に試合を支配したいです」 ・・・
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。
===================================
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!