6 月24日(金)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局『FIGHT FOR JAPAN 10th Anniversary DEEP 54 IMPACT』のメインイベント、DEEPライトヘビー級タイトルマッチで王者・中西良行(Team M.A.D)と対戦するベルナール・アッカ(フリー)。祖国コートジボワールでは大統領選の結果をめぐり内戦が起こり、現在は沈静化しつつあるというが、 まだまだ予断は許さない状況であることは確か。「こういう時こそ戦わないといけない」とアッカは祖国のために、ベルト奪取を狙う今の心境を聞いた。 (2011年6月22日UP)
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■「自分はスタミナがない?」中西の挑発を受けて、アッカは……
――試合に向けてのコンディションはいかがですか。
「もうバッチリです。自分はおっさんなので無理して体を作って逆にケガして試合に出ないようにしています。いつもやっていることの延長の練習をしていて、試合に向けて頑張っています」
――今回は念願の初タイトル挑戦ということで、いつも以上に気合は入っていますか?
「いやいや。自分は気負ったりしていません。元々このタイトルマッチも早い時期にもっと早い時期にやるものでした。自分のケガで伸びたことだったので、今回やるだけの話ですから」
――それでは準備期間が延びたことで、その時よりも自信は増しましたか?
「増しましたね~えらいこっちゃ~(笑)」
――初の5分3Rとなりますが、スタミナ面で不安はありませんか?
「スタミナ面での心配はないですよ。ただこれまでに5分3Rで戦ったことがないだけです。でも3分3Rはあります。練習では5分3Rどころじゃない量をいつもやっていますからね。だから全然問題ないです。しかも、5分3R戦うつもりは、問答無いです」
――対戦する中西選手が以前の会見で「アッカ選手はスタミナはない」と言われてました。
「いいんじゃないですか。スタミナだけで勝てるんだったら、マラソン選手が格闘技をやればいいだけの話ですよ」
――ご自身の中では何Rでの決着をイメージしていますか?
「早ければ早い方がいいでしょう。仕事はもちろん早い方がいいですよ。ちゃっちゃとやって、ちゃっちゃとベルトを持って帰りたいですね」
――中西選手についてはどういうイメージを持っていますか?
「やっぱりパワーがありますよね。あとは根性もあるし、本人は猛牛と言われると不本意らしいですが、まさに猛牛そのものですよ」
――その猛牛をどう攻略しますか?
「いつも通り戦うだけですよ。僕は元々対戦相手の映像を見たことがないんです。1回だけ相手の映像を見 て、あんまりいい思いをしなかったのがポアイ菅沼戦(2007年10月28日「HERO’S KOREA 2007」)だったんです。だから見てもあんまり関係ないので、もう見ないことにしました。その時は思った通りの動きが出来ませんでした。ポアイ選手が 突っ込んでくるので、そこを叩いて打撃で流してタックル行ったところを逆に返して上に乗るとイメージをしていました。
試合では ・・・
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