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 7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで行 われる『SHOOTOR’S LEGACY 03』にて世界バンタム級王者・漆谷康宏に挑む正城。2年前に初めて世界タイトルに挑戦した一戦では王者BJに一本負け、しかしその敗戦が自らを強くして くれたと正城は振り返る。明らかに前回とは違うスタンスで世界タイトルに挑戦する正城の心境を聞いた。(2011年7月12日UP)

PROFILE
正城ユウキ
(しょうじょう・ゆうき)
1980年12月12日、神奈川県出身
身長165cm、試合体重56kg
2004年1月24日、修斗でプロデビュー
2005年のバンタム級新人王決定トーナメントで準優勝
2007年7月15日、世界1位(当時)の阿部マサトシにフロントチョークで一本勝ち
2009年3月20日、初めての世界タイトルマッチで王者BJに一本負け
しかしその後は3連勝を飾り、再び世界タイトル挑戦のチャンスを掴む
現王者の漆谷康宏とは2008年9月23日に対戦、フロントチョークで一本勝ちしている
修斗世界バンタム級3位
総合戦績:17戦10勝5敗2分
クロスワンジム湘南所属

■練習仲間でもある元世界王者BJとの一戦が教えてくれたこと

ーー今回は2度目の世界タイトル挑戦となりましたが、試合が決まった時はどんな心境ですか?

「正直、最初は僕でいいのかと思いましたね。ランキングでは3位ですが、僕の中ではもう1試合くらい挟ま ないと、タイトルマッチはないと思っていたので。ちょっと意外な気持ちにはなりました。ただ試合を断る理由もないですし、こういうチャンスはいつ来るか分 からないので、即決で試合を決めました」

ーー前回の世界タイトルマッチは2009年3月でしたが、一度、経験してみて、普段の試合と違いを感じました?

「どこがどう違うと上手くは説明できないのですが、やっぱり独特の雰囲気はありましたね」

ーー最初の挑戦で世界タイトル奪取に失敗して、そこから勝ち星を積み重ねて2年越しにチャンスを掴んだわけですが、それまでの間に気持ちが折れそうになったことはありましたか?

「それは全くなかったです。前回のタイトルマッチは対戦相手が練習仲間のBJさん、セコンドについていた のも勝村(周一朗)さんで、ずっと『試合をやるかも』と言われてきた相手だったんですね。その相手と実際に試合をしてみてスッキリした部分がありました。 結果は出せませんでしたが ・・・

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