8月7日(日)東京・有明コロシアムで行われ る「THAI FIGHT EXTREME JAPAN」で、“ムエタイ8冠王”ヨーセングライ・フェアテックス(タイ)と対戦する白須。K-1 WORLD MAXの常連選手として活躍、バット折りローキックでその名を轟かせた彼が1年4カ月ぶりに復帰する。空白の期間、そしてヨーセングライ戦への特別な想い を告白。(2011年8月3日UP)
PROFILE |
■ヨーセングライとはどうしてもやりたかった
ーー試合は2010年4月7日にRISEでオ・デュソクと戦って以来になりますね。なぜ1年4カ月も空いてしまったのでしょうか?
「オ・デュソク戦でかなり酷い怪我をしてしまい、その治療に時間がかかってしまいました」
ーー練習はいつ頃から再開されたんですか?
「本格的に始めたのは5月くらいからです」
ーー長期間休んでいる間はどういうお気持ちでしたか?
「早く試合がしたくてムズムズしていました」
ーー焦りもありましたか?
「年齢も年齢なので(31歳)焦りはありました。しっかり治して、早く試合がしたいって思ってましたね」
ーー白須選手はK-1MAXの常連ですが、去年の若手が活躍したMAXを見てどう思っていましたか?
「やっぱりムズムズしていました(笑)」
ーーTHAI FIGHTでの復帰戦が決まりましたが、ヒジありルールは2008年10月5日のユー・ヤングロック戦(WMAF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ)以来になりますよね?
「そうです。けっこう前になりますね。自分、K-1ルールの試合が多いんですが、ヒジありもけっこう好きなんですよ」
ーーヒジ打ちは得意でしたよね。
「いやあ、得意とまでは言いませんが好きです。首相撲からのヒジって面白いんですよ。いつ何が来るか分からないっていうのがスリリングで」
ーー復帰戦の舞台としてTHAI FIGHTを選んだのはなぜですか?
「対 戦相手がヨーセングライ選手だというのが一番の理由です。K-1に出たことがあるじゃないですか(2006年6月30日にオープニングファイトでカマル・ エル・アムラーニと対戦してダウンを奪っての判定勝ち)。あの時に初めて見たんですが、それからずっと“スゲェな、1回やりたいな”って思っていたんで す。
実はM-1でクンタップ選手と2度目に対戦した時、倒して勝ったらヨーセングライ選手と対戦できるチャ ンスをくれるというような話があったんですよ。それでKOで勝って、何度か話はあったんですが、向こうの試合が決まっていたり、僕の方がK-1のリザーブ マッチが決まっていたりと、なかなか縁がなくて。3回くらい流れているんです」
ーーそうだったんですか。
「だから今回の話が来た時に、どうしてもやりたかったので二つ返事でOKしました」
ーー3年越しの想いだったんですね。なぜそこまでヨーセングライ戦に魅力を感じていたんですか?
「それは ・・・
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