11月12日(土) 東京・後楽園ホールで開催される『Krush.13』でオランダの名門マイクスジムの新鋭マイク・レダンと対戦する卜部。-60kg初代王者として Krushを支えてきた卜部だが、今大会ではK-1MAX日本王者・久保優太にメインイベント(最終試合)の座を明け渡す結果となった。「Krushの エースは自分しかいない」と言い切る卜部がKrushへの熱い思いを語った!(2011年11月9日UP)
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■瞬発力を強化!「レダンの攻撃を一発ももらわずに…」
ーー試合まで一週間を切りましたが、もう調整に入っている段階ですか?
「今は減量と体調を整えているところです。今回は全体的に緊張感のあるスパーリングも多く出来ましたし、ボクシングジムでのスパーリングも調子が良くて、自分の仕上がりとしてはバッチリだと思います」
ーー基本的な練習はチームドラゴンがメインで、ボクシングジムで出稽古するという練習環境ですか?
「はい。ボクシングジムには週1日で行かせてもらっていて、そこではスパーリングが中心です」
ーーよく「ボクサーのパンチは質が違う」と言われていますが、卜部選手もそれを感じますか?
「そうですね。僕もずっと出稽古をさせてもらっていて、少しずつですけど、ボクシングならではの殺気のあ るパンチを学んで、自分でもそれを出せるようになったかなと思います。あと今回はジムワークに加えてダッシュのトレーニングを加えて、前田(憲作)会長か らも『パンチ力が上がっている』と言ってもらっています」
ーーダッシュのトレーニングを取り入れたのには、何か理由があるんですか?
「9月の試合ではKO勝ち出来なくて、それは瞬発力が落ちているからなんですよ。前田先生から『一から体 を作り直さなきゃいけない』と指摘されて、ダッシュのトレーニングを始めました。最近は試合の流れ的にも3R使って倒す、マラソンでいうと長距離走のよう な試合が多かったんですが、逆に今回は短距離走のような試合、『スパン!』と踏み込んで一発で倒せる瞬発力を意識して調整してきました」
ーーなるほど。でも卜部選手はもともと瞬発力を活かして、一発で倒すタイプの選手でしたよね?
「実はそうなんですよ。この1年は試合間隔が短かったので、どうしてもジムワーク中心で、瞬発力を鍛える練習が出来なくなっていたんですが、今回はそこを意識した練習をして、しっかり相手を仕留める感覚を思い出しています」
ーー対戦相手のマイク・レダンについてはどんな印象を持っていますか?
「最初に映像を見た時には強い選手だなと思いました。でも ・・・
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