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 3月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR』のメインイベントでウェルター級王者・佐藤豪則に挑戦するストラッサー。タイトルマッチ目前で怪我により試合が出来ない時期もあったが、今は逆にそれで良かったという。2009年から無敗を続けるストラッサーがタイトル挑戦への心境を語った(2012年3月7日UP)

PROFILE
ストラッサー起一
(すとらっさー・きいち)
1981年5月1日、大阪府出身
身長178cm、体重80.5kg
2007年2月4日、パンクラスに初参戦
2011年5月3日、元パンクラス王者URAKENに判定勝利
同年11月27日、枝折優士にフロントチョークで一本勝ち
2009年2月から7戦して5勝2分と無敗のまま、王座挑戦権を獲得
総合戦績:16戦10勝3敗3分
総合格闘技道場コブラ会所属

新極真会王者・塚本徳臣とのトレーニングで学んだものとは?

ーータイトルマッチまで約一週間となりました。現在のコンディションはいかがですか?

「今はまだ疲れが残っている段階ですが、この疲れが取れれば、試合で自分の思い描いている動きが出来ると確信しています」

ーーストラッサー選手は総合格闘技コブラ会の所属ですが、東京でも練習されているんですよね。

「はい。基本的には大阪の練習がメインですが、月に4~5日は東京に出てきて練習しています。試合が決まると隔週で東京と大阪で練習するようなスケジュールです」

ーー東京では主にどちらで練習しているんですか?

「二重作(拓也)先生の格闘クリニックで打撃の練習と体の使い方やメンタルについて勉強させてもらっています。限定のメンバーが集まるプロ練習とオープンに色んな人たちが集まる練習があって、それ以外では僕が先生に練習を見てもらうという形です」

ーー格闘クリニックの練習ではどういったことがプラスになっていますか?

「今は視野のトレーニングだったり、色々な練習をしているのですが、一番は気持ちです。行くところは行く、抜くところは抜く。言葉で表現するのは難しいのですが、心のあり方ですね。それを基本としながら、実際の動きに活かすというイメージです。やはり心がぶれている時は、それが動きにも出てしまうので、それを修正してもらっています」

ーーまたストラッサー選手は新極真会の世界王者・塚本徳臣さんとも練習されているそうですね。

「はい。二重作先生の紹介で、去年の夏頃から一緒に練習させてもらうようになりました。 ・・・

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